今回から本郷ライダーが日本に帰任してショッカーと闘います。
新シリーズと言って良いくらいの変更も多数あり、ライダーもショッカーもパワーアップしています。
TOKYO MX2020.10.30
第53話「怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦」
閉園時間が近づく動物園、トラの前で２時間も佇む怪しい男。
警備員が帰れと催促するとトラと話が済んでいないから嫌だとわがままを言い出す。
困った警備員が詰め寄ると、男は正体を現す。ショッカーが造り出したヒョウ人間ジャガーマンだった。
驚き警備室に逃げ込んだ警備員は同僚に「豹みたいな人間」に襲われた、と助けを求めるが既に同僚はジャガーマンに…。
2人の警備員を殺害して満足したのか、動物園を後にするジャガーマン。何しに来ていたのだろう。
その頃、立花モトクロスでは本郷がトレーニングでモトクロスコースを走っていた。
引き上げようかという立花氏に本郷は「３秒くらい短縮できますから」ともう1周走り出す。
本郷が帰って来て、やっとTRCらしい活動が出来る事にご満悦の立花氏。
走りながら本郷は心の中で「グランプリの優勝が俺の夢だ！だがその前にまず悪魔の組織ショッカーの息の根を完全に止めることだ！」と呟く。
本郷はうっかりシャウトしてしまったのだろうか？
改造人間同士のテレパシーなのか？
その本郷の心の声に答える声が聞こえてくる。
声の主、ジャガーマンが率いるショッカーバイク部が登場。
本郷が高笑いしながら任務を聞き出そうとすると「仮面ライダーを倒すことだ！」と作戦の本筋を誤魔化す今迄の怪人とは一味違うジャガーマン。
そして、ショッカーバイク部が本郷に襲いかかる。
コースで待てど帰らぬ本郷を心配する立花氏。
滝がやって来て、本郷を探しに向かう。
ショッカーバイク部に襲われ、そりゃ帰れない状況の本郷。
ショッカーバイク部の攻撃を躱し、本郷ライダーテレビシリーズ初の変身ポーズを披露。
サイクロン号を駆るライダーにショッカーバイク部は蹴散らされ、ジャガーマンたちは一時撤退。
後を追うが、巻かれて見失った所で滝と合流。
ショッカーアジトでは、東南アジアから来た新大幹部・地獄大使が着任。
早速今回の作戦「アニマルパニック作戦」の開始をジャガーマンに命ずる。
作戦は直ぐに実行され、都内各地でペットの犬や猫が人々を襲う事件が発生。
更に自然動物園の動物たちも野生化し暴れ出してしまう。
コレが「アニマルパニック作戦」
いないと思ったらやっぱり自然動物園にいたゴロウ・ユリ・エミ。避難指示が出て帰る途中、新しいお姉さんが悲鳴をあげて逃げてくる。何でもヒョウを見たとか。
ジャガーマンが戦闘員を引き連れ登場。4人に襲いかかる
通りすがりの本郷と滝の登場。
逃げ出すジャガーマンを本郷は1人で追跡する。
追跡途中、本郷の前に地獄大使がホログラムで登場。自己紹介を終えると人質に取ったと告げる。
急ぎ滝たちの元へ戻った本郷だったが、全員連れ去られ残っていたのはジャガーマンだった。
人質を取られた状況では分が悪いとジャガーマンの言いなりのままアジトへ連行される事に。
そこには、ライオンの檻に入れられた人質5人もいた。何でも百獣の王もジャガーマン従うらしい。
本郷は処刑台に連行される直前、滝に合図を送りライターを落す。コレでロープを焼切れと言うことでしょう。
十字架に縛られた本郷の足元に火が放たれる。
「滝…早く逃げ出してくれ！」熱かったんでしょう、そんな本音が出てしまいます。
そんなこんなで脱出した滝が本郷を救出。
トントン拍子に事が進み本郷は仮面ライダーに変身。
ジャガーマンに襲われピンチの滝を救い、ジャガーマンとバトル開始。
とどめは、新必殺技ライダーヘッドクラッシャーを放つ！
頭から地面に叩きつけられたジャガーマンが、残された力で叫ぶ…
「立て野獣共…怒り狂いこのジャガーマンを助けに来い…」割と情けない最後の言葉を言い終わると大爆発して絶命。
動物達も助けに来る事なく、自然動物園はいつもの様に平和に。
個人的感想
新シリーズ並みの変更が施された新1号編。
ライダーチームの変更だけでは無く、ショッカーチームの皆さんも変更が適用されています。
今週のライダー&TRC
新1号登場側面に2本のラインが入り、明るい緑に銀のクラッシャー・グローブ・ブーツ、赤いベルト等ヒーローらしくなりました。
オープニングの改造手術映像が、実は死神博士による再手術によるもので、脳手術前にまた逃げられた…と言う噂も。
ヨーロッパから来日したライダーガールズ（本郷ガールズ）で1番かわいいミカお姉さんは前回で退場。新しくミツコお姉さんが登場。急に叫んで逃げて来たので関係無い人かと思ったら新メンバーでした。
今週のショッカー
何処かに行っちゃったマッドサイエンティスト死神に代わり、東南アジア支部から着任した地獄大使が登場。前幹部達とは違って顔面意外は怪人スタイル。
他の大幹部も個性的ではありますが、ショッカーらしさが強い為か、後のディケイド映画版等にも出演する人気の大幹部です。
戦闘員も変更が施されています。
死神博士編以降、ベレー帽の廃止やフルフェイスマスク、所属怪人マークから汎用ショッカーマークへ変更などMCが行われて来ましたが、今回は更に胸に骨がデザインされたスーツに変更されました。
今回の変更に伴い、赤戦闘員も廃止。
まぁ赤戦闘員が特に優れていた様に思えなかったので廃止したのでしょう。
第1話、3話では女性レオタード戦闘員も登場していましたが、その後は登場無しです。
アジトの雰囲気も一新して、大幹部様が部下を見下す作りに変更。ショッカー首領の喋る鳥レリーフも金色で今までより更に立体的になっています。しかし、このセット既に死神博士がベアコンガーの時に1回使っていたかな。
以上
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