どうも。
以前より気になっていた、100円ショップで販売されている「アクリルリキッド」と「アクリルパウダー」が「プラリペア」の代替品として使えるという情報。
購入したので、レビューしましょう。
キャンドゥ スカルプチュア・ 3Dアート用「アクリルリキッド」/ 「アクリルパウダー」
スカルプチュアが作れるネイル用です。…って、スカルプチュアが何なのか知りません。
調べた所、爪の補強や延長に生爪の上にアクリルを付け足すネイル業界の方法らしい。
想像するにかなり強固な爪にアップグレードする感じか…知らんけど。
キャンドゥで揃えた商品はコチラ。
「アクリルリキッド」(以下、リキッド)と「アクリルパウダー」(以下、パウダー)。
リキッドは4ml入り。成分はプラリペアに使われている成分と同じ感じ。
プラリペアと同じ様な臭いで、十分換気に気をつけながら作業しましょう。
パウダーはクリアを購入。
他にホワイトがありました。
パウダーはケースにパンパンに入っているので吹き飛ばさないように要注意。
リキッドとパウダーが混合される事で化学反応が起き、アクリル樹脂になるらしい。詳しいことは知らん。
本家プラリペアは、結合面を溶着しつつアクリル樹脂を形成させる為、接着剤より強い補修がウリ。
情報だと今回使うリキッドとパウダーについて、成分からは同等の効果が得られるはずであり、「プラリペアの代替品になる」と言う意見も有れば「100円ショップの商品では代替品にならない」と言っている意見もあり、自身で試してみたくなり購入しました。リペアしたいプラ製品もあるので、プラリペアの代替品として使用可能ならかなり安くリペア出来ますからね。
プラ材同士を結合してみる
キャンドゥで購入したリキッドとパウダー」を使い、折れたプラ素材と想定して結合出来るか検証します。
リキッドとパウダーの混合材を充填する溝の幅を大きくする為、V字溝になるように少しカットしておきましょう。
リキッドは瓶のまま筆を入れず、適量を器に注ぎます。
本家プラリペアは、ニードル容器にリキッドを入れて使用しますが、今回は見合う物が無いので説明書き通り筆でやってみます。
リキッドを染み込ませた筆先にパウダーを付着させます。
筆に付着したパウダーを接続箇所にドロリと擦り込みます。
見え難いけどこんな感じに盛ります。
筆の場合、余分なリキッドとパウダーを都度筆から拭き取りながら作業するとやりやすい。
5分から10分程度で固まりました。固まるとクリアというより半透明(見え難いですが…)かな。
余分な部分を切削しましたが、削った感触はプラ素材そのものですが、タミヤのプラ棒よりも硬い。
ガシガシ削っても硬化した箇所が剥がれる事はありません。強度の確認
曲げてみます。
この位は全然問題ナシ。
その後、もう少し曲げた所で折れました。
但し、何もしていないプラ棒を曲げても折れるでしょ?的なレベルで、叩いたりしても強度はかなりあります。
実際に修復した物もあります。
割れたミニルーターも…
割れた破片を貼り合わす様にリペア可能。
硬化後、まったく問題無く使えています。
プラリペアの代わりになる?
合計¥220(税込)で、個人的には十分過ぎる性能だと思います。点で接着させる接着剤より遥かに強力。
但し、バイクの外装など大きなプラスチックに施工した分けでは無いので、全てのプラスチックへの適合は分かりません。
ネイル用の商品で、ある程度技術が必要になるマテリアルが100円ショップで購入出来るとはね。
逆にプラスチックを溶かす程の溶剤を爪に使って大丈夫なのか?と思いますが、ネイル用として販売されているので大丈夫なのでしょう。
使用時は臭いがキツイので換気、または塗装マスク(防毒マスク)は必須です。
以上、得した気分になれました。
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