仮面ライダー 第3話「怪人さそり男」の個人的感想 & あらすじ少々

仮面ライダー第3話です。
蜘蛛男と蝙蝠男は難しい漢字でしたが、今回は子供でも判るように"さそり男"です。




第3話「怪人さそり男」あらすじ


ショッカー秘密基地では、捕われた人達が戦闘員としての能力も無い者や強制労働で使えなくなった者達が死刑になっていた。
10分以内に砂漠?を脱出すれ見逃してやると言われ、訳のわからない内に性能試験に使われていた。
10分が経過すると「人喰いサソリ」によって
毒液を浴びた囚人達は溶解してしまうが、1人の老人だけが助かった。
ショッカー首領は老人を囮に使い、裏切り者・本郷猛を抹殺するM1号作戦を命ずる。

その頃、本郷と立花氏は改造人間の体力・能力測定を実施。
撮影した映像から改造人間としてのスペック等を解析をしていた。

そこにラジオを持ったルリ子さん登場。
放送でショッカーの仕業と思われる事件を聞いた本郷は、死体があがった千葉県の長浜に向かった。

警察を訪れた本郷は、ショッカーの処刑から脱出した老人が連れ去られる所に遭遇。
後を追い老人を救出した本郷は、老人を保護してホテルに潜伏する。
(老人の名前は伊藤さんと判明。)

立花氏に言われ、ルリ子さんと本郷の親友早瀬がサポートに訪れる。

本郷が席を外した隙にショッカーに襲撃され、伊藤老人は「人喰いサソリ」に襲われ絶命。更にルリ子さんは拐われてしまう。

本郷と早瀬はルリ子さんを乗せた車を尾行し、ショッカー秘密基地へ潜入した。

本郷が指揮をしている幹部を出せとベレー帽戦闘員に詰め寄ると、なんと早瀬がショッカー怪人のさそり男であった。

砂漠?(千葉県に?)でバトル開始。
本郷は仮面ライダーに変身してさそり男&戦闘員達とバトルを繰り広げ、最後はライダーシザースでをさそり男を撃退した。

個人的感想

サブタイには怪奇と付いていませんが、本編は怪奇作品です。

戦闘シーンが工夫された作品で、逆回転の映像を使う事で改造された怪人の人間離れした動きを表現していました。
一見コミカルに見えてしまいますが、当時としては工夫された映像だったと思います。

今週の怪人

サソリをイメージした場合、毒を持つ尻尾や大きめの触肢が特徴だと思います。
しかし、ショッカーがデザインしたさそり男は尻尾は見当たらず、触肢状の手は片手だけというあっさりとしたデザイン。
頭部(顔)は、頭頂部から額にかけて"マゲ"の如く載っている感じの触肢や、放射状のスリットになっている口周辺にはサソリの脚が生えています。

つまり、頭部だけでサソリをイメージしている斬新さがあり、全体を見渡すとサソリをイメージしたとは思えなくなってしまう怪人です。

そんなさそり男の正体は、本郷の親友の早瀬。
対抗心・嫉妬から本郷を上回りたい思いだけでショッカーに志願して改造された怪人でした。
本郷が改造人間だという事を彼は知っていたのでしょうか?

得意技はサソリとしての能力では無く「人喰いサソリ」のリモートコントロールが中心。人喰いと言っても実際は溶解液の様な液体を噴射して人間を溶かしてしまう、見た目普通のサソリです。
あとはライダーの周りを前転する位。

今週の戦闘員

ショッカー戦闘員と言えば「イィーッ」ですが、初期の頃は発声は無く「シュシューシュシュ」の擬音を発し迫って来たり、素顔にペイントだけにする事で怪奇路線に見合った不気味さを出しています。
戦闘員は赤服と黒服の2種類さが存在していますが、胸に怪人のマーク(今回はサソリ)が付いている為、怪人直属の戦闘員と思われます。
この設定は何話位まで続くのでしょうかね。
ちなみに第1話にも登場した女性レオタード戦闘員(アミタイツ)も登場しました。

今週の本郷猛

本郷自身が漸く改造人間としての能力について目を向けた第3話。
ベルトの風車に風を送る事で改造された筋肉が強化されるなど、立花氏に撮影してもらった映像からライダーのスペックを解析してしまいます。
意外とショッカーに聞いてみると教えてくれそうですが…。


以上


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