仮面ライダーV3 第2話「ダブルライダーの遺言状」

前回からの続き。

仮面ライダーV3の第2話でありながら、仮面ライダー第100話でもあり、仮面ライダー最終回でもあり濃い内容となっています。

ちなみに第2話のタイトルはパチだと熱めのリーチだった記憶があります…。



第2話「ダブルライダーの遺言状」

ドッカン!ドッカン!とカメバズーカの砲撃が続き身動きの出来ないダブルライダーは、少年仮面ライダー隊本部へV3を向かわせる。

V3の完成に合わせ、完成されていた専用マシン・ハリケーンを呼び少年仮面ライダー隊本部へ向かう。

ダブルライダーと対峙するカメバズーカは、「少年仮面ライダー隊本部は地の底に沈むのだぁ」と大声で情報漏洩。

その頃、少年仮面ライダー隊本部は地中に沈みかけていた。…あれ?本部って山の中に…?

地盤沈下中の本部には立花氏とハサミジャガー。
ダブルライダーに期待を寄せる立花氏であったが、モニターに映し出された映像にはカメバズーカの砲撃を受け続けるダブルライダーの姿。
消沈する立花氏の前に現れる新たなる希望V3。
闘いは避け、立花氏を連れて地上へ脱出する。

何故か変身を解除した風見の前に現れる戦闘員とハサミジャガー。

カメバズーカとのバトルを一旦退いた、本郷猛と一文字隼人も駆けつける。…何故、全員変身を解除しているんだぁ。

マンホールから撤退するチームデストロン。

風見は単身戦闘員を追い詰め捕えていた。
「俺自身どんな力があるかわからないんだ、手加減はせんぞ!」凄い脅し文句で口を割らせようとするが、ハサミジャガーにより口封じされる。
直ぐに追うが、草むらへ姿を消してしまう。

すると、怪我をした神父がナイスタイミングで登場。
ケガ人を放っておけないと教会で神父を治療する風見。
お大事にと別れると神父の目がキラリんと目が発光。…怪しさ満点。

風見は両親と妹の墓参り。
そこへやってきた純子さん、「私にも何か手伝わして下さい。」と告げるが風見は、「貴女を危険な目には遭わせたくない」と冷たく突き放し去って行く。

1人になった純子さんの前に現れたのは、彼女を餌に風見を誘き出すと意気込むハサミジャガー。

ところが風見はすぐに現れて純子さんを逃し、変身ポーズを初披露。

バトルを開始するが、能力を把握していないV3は不安を抱いていた。
その不安はハサミジャガーにも見抜かれてしまう始末。

そんな彼にダブルライダーから耳寄りな情報。
超感覚アンテナにより、リモートでバトルチュートリアルが開始される。

「右に30度飛べ!」と細かい指示。
指示通りジャンプするとハサミジャガーの目の前に着地、攻撃を繰り出す。
再びジャンプすると「そこでキックだ!」「反転しろ!」「パンチだ!」と細かい指南が続き、ハサミジャガーを崖から投げ落とすことが出来た。
大爆発するハサミジャガーに安堵するV3にダブルライダーから「惑わされるな、ハサミジャガーは逃げた。腰に装備しているV3ホッパーを使え」との指示。

V3ホッパーを上空に射出するとハサミジャガーの追跡を開始。

到着した場所は、例の神父がいる教会。

煙突から侵入した風見は、地下へ降りていく神父の後を追うが、神父による罠だった。

神父はハサミジャガーへ姿を変え「東京都壊滅作戦」の詳細を喋りだす。
新宿副都心でカメバズーカの体内に埋め込んだ原子爆弾を爆発させるらしい。

ベラベラと作戦を喋るハサミジャガーに高笑いする風見。
その内容は超感覚で繋がっているダブルライダーも共有、直ちに現場へ向かった。

カメバズーカは、現れたダブルライダーにビックリ。
地下洞窟でハサミジャガーの火炎攻撃に苦戦中の風見は、炎が巻き起こす熱風によりダブルタイフーンが回りだしV3へ変身。
一方カメバズーカの砲撃に苦戦するダブルライダー、核爆弾爆発のタイムリミットが迫っていた。

いよいよ最後の闘い…「私たちに良い後継者が出来た。仮面ライダーの全エネルギーを出す時だ!」タイフーンを回転させ、全エネルギーを放出してカメバズーカの動きを止めると2人で抱え上空へ飛び上がる。…飛べるの?

その頃、戦いの場を吊橋に移動したV3は、まだ闘い方に不安が有る様子でハサミジャガー優位な展開か続く。

そこにダブルライダーから耳寄り情報が入る。「ライダーV3、最後のコーチをする。ダブルタイフーンを全開しろ!」言われた通りダブルタイフーンを全開にして反撃に出るV3。
パンチの連打を繰出し、とどめは回転ダブルキック!

食らったハサミジャガーは、吊り橋ごと爆発絶命。

一方、カメバズーカとランデブー中のダブルライダーに原子爆弾爆発のタイムリミットが訪れようとしていた。

ハリケーンで急行するV3であったが、カメバズーカ体内の原子爆弾が海上で爆発!「本郷さぁーん!一文字さぁーん!」叫ぶV3に本郷猛と一文字隼人からメッセージが聞こえる。

「風見志郎君、いや仮面ライダーV3よ。俺たちは死なない。いつの日か必ず帰ってくる。3人の仮面ライダーが揃って戦う日まで、すべては君の力にかかっている。」
ダブルライダー絶命を完全に否定するメッセージで仮面ライダー第100話終了。

次回よりチュートリアルが終了したV3の活躍が始まります。

 個人的感想

仮面ライダー最終回(第98話)の物足りなさを補完した第1,2話でした。

最終回はゲルショッカーを解体する為だけの話で、新たなる敵=デストロンと新たなる仮面ライダー=V3登場したところまでが仮面ライダーの最終回だと思っております。

今週のダブルライダー

闘い方に戸惑ってしまうV3を忘れていた能力"仮面ライダー間の脳波通信"により、チュートリアルを実施するなど今でも通用する設定。
過去に本郷と一文字がテレパシーで連絡していた設定もありました。
原作で本郷が脳髄のみで生存していた時に一文字とテレパシーでやり取りするシーンもあるので、割と重要な能力ではあります。

今週のデストロン

ゲルショッカーより強いのか?となってしまうデストロン。
ゲルショッカー同様に改造人間は合成タイプですが、動植物だけを合成していたゲルショッカーよりアップグレード(?)され、機械系と動植物を合成したタイプ。
今回だとハサミとジャガー、バズーカとカメといった感じ。

更にカメバズーカには核を内蔵させるなど攻撃力は上がっているようですが、作戦をベラベラ喋ってしまうのはゲルショッカーと同じ。
いっその事、言語野を省いてしまえば良いのではないかと。


以上

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