仮面ライダー ゲルショッカー編 第98話「ゲルショッカー全滅!首領の最後!!」

 前回より引き続き変身ポーズで固まったままの本郷。更にユリに迫るヒルカメレオンの牙。

ゲルショッカーの最期!

初回放送 1973.2.10
TOKYO MX 2021.10.1 放送


最終回「ゲルショッカー全滅!首領の最後!!」

いきなり前回迄の緊張感を一蹴りする展開、「ライダー2号を忘れていたな!」と一文字ライダー入場!

「くそぉ、いつの間に来た!」ヒルカメレオンとの不毛なやり取り後、撤収するゲルショッカーのみなさん。

一文字ライダーにより絶対零度装置が破壊され、本郷もライダーに変身。

ヒルカメレオンが「このアジトは、あと5分で爆発する。」…だって。言わなければいいのに。

すると、逃げればいいのに言われたからには爆弾を撤去したくなるダブルライダー。
ヒルカメレオンの邪魔が入るが、無事爆弾を解除した。
ついでにヒルカメレオンを捕らえたダブルライダー。

突如、何処からかブラック将軍が喋りだす。遊園地の怪人展示館にて囚人とヒルカメレオンの交換を要求してきた。

ダブルライダーは交換を了承。

まだ夜明け前の遊園地パルパルに到着する本郷と一文字、連れられたヒルカメレオン。

怪人展示館には、過去仮面ライダーが葬ってきた怪人達が展示されていた。

ブラック将軍の声はヒルカメレオンの腹話術だと告げると、ヒルカメレオンはブラック将軍の姿に变化する。

更に展示されていた怪人は再生した怪人だった。
甦った怪人たちがダブルライダーに襲いかかり、まるで祭り状態に。

本郷と一文字は、ブラック将軍の正体を見極めるため初めから罠と知ってやって来た…と言い張る。

「ええいくそっ!」と何故か悔しがり撤退するブラック将軍と仲間たち。

駆けつけた滝隊長が怪人の行方を追い、ダブルライダーがブラック将軍=ヒルカメレオンを追う展開に。

すっかり夜は明けて、遊園地でヒルカメレオンとバトル開始。
ジェットコースターのレールにぶら下がる本郷ライダー、その上を通過するコースター。

折角の遊園地ロケですが、バトルに参加するのは戦闘員のみ。

そして、ダブルライダーとヒルカメレオンのバトルは2対1のダブルライダーに優位なバトルとなる。

ヒルカメレオンも姿を消しながら応戦するが、普通に攻撃されてしまう。

ヒルカメレオンはブラック将軍の姿に…。

「オレの役目は終わった…。」と急に瀕死状態になるブラック将軍。
「我が偉大なる首領に栄光あれ!」と断末魔と共に大爆発して絶命。

「ゲルショッカーの幹部は皆それぞれ勇敢だった。」と相手の将を称える発言をする本郷ライダー。…なんか急におかしな事を言い出す本郷。卑劣極まりない奴らが多かったのでは?

さて、再生怪人を尾行した滝隊長だったが、逆に捕まってしまうお決まりのパターン。

再生怪人曰く、ブラック将軍の死を賭けた作戦なんだって。

少年ライダー隊本部では、首領からの無線と共に再生怪人が現れ、やはり連れ去られてしまう立花氏ら少年ライダー隊本部メンバー達。

本郷と一文字は、滝隊長の声真似したゲルショッカーコンピューターの声に騙され誘導されてしまう。

ゲルショッカーの最後のもてなしに現れる再生怪人たち。

ダブルライダーの最期の変身。

技の1号と力の2号に次々倒される再生怪人達。

その後、ホログラム映像で現れる巨大な赤ずきん首領。そしてダブルライダーの先には人質少年仮面ライダー隊。

人質の元に向かうダブルライダーだったが、首領の攻撃で倒れてしまう。

ただ倒れただけ。

アジトで首領の前に現れるダブルライダー。

赤ずきんを剥がす一文字ライダー。
蛇が巻き付いた気持ち悪い素顔。かと思ったら、さらに蛇を剥がすと一つ目のご尊顔。

見つめ合うダブルライダーと首領。

そして急に自爆する首領。

「ゲルショッカー首領の劇的な最後だ。」
…さっきから言う事がおかしい本郷ライダー。


自爆した首領の跡には、首領の頭脳である一つ目が転がっていた。

一つ目を拾おうと手を伸ばした瞬間、アジトが大爆発!


でも大丈夫。新サイクロン号で併走して現れるダブルライダー。

ショッカー・ゲルショッカーの壊滅に伴い、滝隊長はFBI本部へ帰任する事に。テカテカの黒いコート姿の滝隊長。

別れを告げ、滝隊長の乗る飛行機を見送るライダー隊。

最期のナレーション、

「ゲルショッカーは全滅した。そして恐るべき首領は死んだ。ゲルショッカーとの激しい死闘を乗り越えた仮面ライダー・本郷猛、一文字隼人にとっての長い苦悩の日は終わった。平和が今や甦ったのである。」

まぁ次回から組織名がデストロンになるだけだけど。

個人的感想

全98話の仮面ライダーが終了しました。放送開始当初から最終回まで、世の中の雰囲気も変化して急速に発展して行った様子を見る事も出来ました。

このあと、世界の平和は仮面ライダーV3に引き継がれます。

さようなら少年仮面ライダー隊

滝隊長もFBIに帰任して、その後のシリーズに一切出演が無いのは残念です。
シン・仮面ライダーでは復活して欲しいキャラクターですが、どうでしょうか?

そして、一文字ライダー編から加わったライダーガールズも賑やかし担当でしたが、ゲルショッカー編では少年仮面ライダー隊本部で重要な存在。
よく拐われていましたが、ユリ姐さんは最後までやり遂げました。

本当の最終回まであと2話

ショッカー首領がダブルライダーに迫れ、自爆で最期を迎える最終回としては物足りなく感じてしまう終わり方。
しかし、それは次回から始まるV3への伏線。
より強力(?)な敵の出現に立会うダブルライダー。
そして第2話「ダブルライダーの遺言状」で後継者であるV3に託しダブルライダーは全エネルギーを開放、カメバズーカーと共に海上に消えていく終り方。
これこそが仮面ライダー第100話にして本当の最終回なのではないでしょうか?

設定の後付かも知れませんが 、仮面ライダーストロンガーの最終回でシリーズの悪の組織を運営していたのが首領である事が明かされ、お前まだ諦めてなかったのかい?となりますが、それはまた別のお話です。


以上

0 件のコメント:

広告

人気の投稿

ブログ アーカイブ