仮面ライダー 新1号ライダー編 第69話「怪人ギラーコオロギ せまる死のツメ」

 仮面ライダーの公式サイトで3つのカウントダウンタイマーが表示されています。
時間的に2021年4月3日以降を表していて、50周年絡みのプロジェクト発表の様です。
この手のやり口で期待外れの事が多いので、想像や期待はしません。

気になる方は仮面ライダー公式ポータルサイトKamen Rider WEBを訪問してみてください。

TOKYO MXの再放送も第69話。
50周年の企画より仮面ライダー終了後、V3の放送が控えているのかの方が気になります。

TOKYO MX 2021.2.26放送



第69話 「怪人ギラーコオロギ せまる死のツメ

いきなり十字架に掛けられる仮面ライダー。
でもご安心、仮面ライダーを模した人形です。
ショッカー新怪人ギラーコオロギが能力テストの為、わざわざ仮面ライダーの人形を使います。

エリアマネージャー地獄大使が見守る中、ギラーコオロギの額の発光体が光り殺人音波を放射すると、十字架に掛けられた仮面ライダー人形は木っ端微塵に。

これには見ていたエリアマネージャーもご満悦。
続きまして、赤い死のツメの実験。
「早く仮面ライダーと戦わせてくれ!」自信満々のギラーコオロギ。
使い物にならない戦闘員にギラーコオロギの赤いツメが食い込む。
赤い死のツメの餌食となった者は、赤いツメが生えて生き返り他者を襲う。

エリアマネージャー曰く、「鼠算式に謎の病気を増やしていくのだぁ」バイオハザード的なアレです。


ところ変わって生物学者の先輩・オガワ氏のもとを訪れていた本郷。
学者先生は、コオロギも見た事の無い現代っ子に昆虫採集の事を教えようと計画。

本郷は自身の知り合い2人も参加させてくれと依頼する。ナオキとミツルかな。
参加をお願いして本郷は帰宅。

その直後、虫の声が聞こえて部屋が照明が消えギラーコオロギが現れる。
学者先生に殺人音波を浴びせるとギラーコオロギに忠誠を誓ってしまう。
能力テストでは見せなかったが、人を洗脳する音波も出せるようです。


翌日TRCでナオキを待つミツル。

しばらくすると、ドカンっとドアを開けユリ姐さんを吹き飛ばし、小太りのキャラ通りナオキ参上。
寝坊したそうな。

ところでゴロウは引退したの?ナオキとミツルを紹介した後、ショッカースクールに潜入した時までいたのに…。


他の子供達は既に学者先生宅に集まっていた。
昆虫の絵でも書いていろと退出してしまう学者先生と入れ代わりでギラーコオロギ登場。
怯える子供達にも容赦しないスタイルのショッカー。

ギラーコオロギの赤いツメに子供の1人が襲われ、赤いツメを持って甦る。
そして、次々と他の子供たちを襲った。

ちなみに子供たちの命は3日らしい。その期間に感染者を増やす作戦です。

遅れてきたナオキとミツルは、遅刻が奏して一部始終を目撃する。
本郷へ電話で緊急連絡する2人であったが、ギラーコオロギに発見されてしまう。

連絡によりオガワ邸へ到着した本郷と滝。彼らの前に現れたのは、赤いツメの子供達だった。
その中の一人が滝の腕に赤いツメを食い込ませる。
全身が痺れ気絶する滝。

ギラーコオロギも登場し、本郷はライダーに変身する。
戦闘員を次から次へとぶん殴り、ギラーコオロギと1stバトル。

すると何故か戦闘員に対して撤退命令を指示するギラーコオロギ。
「何をする気だ!」ライダーが問うと、「戦闘員達を殺したくないからだ!」と優しさをみせるギラーコオロギ。

殺人音波によりライダーはピンチに陥る。
…と思ったら、殺人音波により周辺にいた戦闘員たちは全滅してしまった。ハァ…。
ライダーはショッカーの寸劇の中逃げ出した。

学者先生宅へ駆けつけた本郷だったが、ナオキとミツル、滝に襲われる。
3人を気絶させると、駆けつけた立花氏に後を任せて学者先生宅へ潜入。

ショッカーアジトから抜け出したと言い張る学者先生が、本郷の前に怪しさ満点で登場。
洗脳は解けたと言い、解毒剤の在処を教えると本郷をアジトの怪しい部屋へと案内する。

しかし、それは罠だった。…やっぱり。
閉じ込められた本郷は、変身して脱出を図るがライダーパンチもキックもジャンプも出来ない。
絶望的な状況に、天井の覗き扉が開きエリアマネージャーがショッカー科学陣が開発した壁も床もブヨブヨの吸収マットで覆われた部屋だと高笑い。
ピンチのライダーにギラーコオロギが殺人音波を浴びせる。
殺人音波を浴び苦しむライダーは、意外と冷静に対処。
鉄格子に赤いマフラーを絡ませスクリューキックで鉄格子を破壊して脱出に成功する。

アジトの外に出たライダーは、殺人音波で攻撃を続けるギラーコオロギとの2ndバトルへ。

やはり殺人音波に苦戦を強いられるライダー。
そこに都合良く剣を持った戦闘員登場。
ライダーはその剣を奪い、ギラーコオロギの額にある発信器に突刺し破壊。

「殺人音波の出せなくなった今、お前はタダのバケモンだな!」と、きつい言葉浴びせて怯んだギラーコオロギを空中に投げてから、いつもと形の違うライダーキックを放つ。

空中でギラーコオロギの腹に膝を食い込ませる珍しいタイプのライダーキック。
本人が大きい声で「ライダーキック!」と叫んでいるのでライダーキックなのでしょう。

ギラーコオロギは落下し、アジトと共に大爆発。
ギラーコオロギ消滅によりミツル・ナオキ・滝、その他の赤いツメの犠牲者は回復した。


学者先生も洗脳が解けたとさ。


個人的感想

ストーリーとしては、かなり面白い回だと思いました。
絶対負けてはならないピンチの仮面ライダーに戦闘員が結果的に協力してしまう、ショッカーならではの負け方も良いと思います。

今週のギラーコオロギ

格闘も特殊能力もかなり優秀な怪人。
殺人音波でライダーを追い詰めるも、終始戦闘員が足手まといになり残念な結果に。

殺人音波をライダーを倒す時、戦闘員を殺したくないから引かせる優しい態度を見せましたが、戦闘員が次から次へと爆死。
「間抜けな戦闘員達!コノ!コノ!コノ」とご立腹してしまいます。…わかりますよ、その気持ち。
最終的に戦闘員の剣をライダーが奪い、殺人音波発信機を壊された挙げ句、仮面ライダーに罵倒される悲しい怪人です。

戦闘員も能力上げないと…。

今週の仮面ライダー

赤いマフラーがファション性だけでは無く、吸収マットの部屋からの脱出に使われる等、新しい発見でした。
このマフラー、ライダーの体重にもスクリューキックによる荷重にも耐えられる強靭性があるマフラーだったのです。

頭から突っ込んでいったけど。

以上


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