仮面ライダー 2号ライダー編 第30話 「よみがえる化石 吸血三葉虫」

初代ゴジラでゴジラの足跡に絶滅したはずの三葉虫を見つけるシーンでお馴染みの生物。
もちろん現実では絶滅した生物です。
そんな三葉虫をモチーフにした怪人が登場します。

TOKYO MX TV 2020.05.26 放送

第30話「よみがえる化石 吸血三葉虫」

ナレーション:およそ1800万年前の地球には三葉虫という動物が住んでいた。その三葉虫の化石から古代の動物を蘇らせようという研究を続けているのが志村博士である。


実験を盗撮するショッカー。
首領からの指令は、三葉虫の怪人はザンブロンゾと名付け、血液の入替え時間まで指定する程の細かい指示してきます。

そして、いつの間にか志村博士の元から三葉虫を盗み出し改造してしまうショッカー。

志村博士の前に戦闘員が現れる。
とにかく一緒来いと拐った行き先は、志村邸の地下に増築された秘密基地だった。
三葉虫の化石を蘇らせろと博士に協力を迫るゾル大佐。
志村夫人を人質にされるが、博士は協力を拒む。

怒る大佐は、志村夫人で実験を行う。
吸血三葉虫は夫人の血を吸い大きく成長して怪人の姿に。
そして、夫人は意識不明となってしまう。

実験が成功したショッカーは、手始めに"FBIの犬"こと滝を襲撃するが失敗、逃げられてしまう。
気持ちを切替て次の作戦へ。
吸血三葉虫片手に立花レーシングクラブ(TRC)に潜入。
TRC内はリンダが1人でトランプ占い中。
因みに占いでは結婚は30歳と出たらしい。
そんな事をしていると吸血三葉虫に血を吸われ、意識を失ってしまう。
怪人ザンブロンゾになると、通りすがりの一文字が登場。
ザンブロンゾは自身の身体からウロコを剥がし、クナイの様に投げ、怯む一文字の隙を突き逃亡。

一文字は、回収したウロコを研究室で調査する為、バイクで大学へ向う。
その途中、ザンブロンゾと戦闘員が強襲。
ライダーに変身する一文字だったが、吸血三葉虫の姿になったザンブロンゾを見失ってしまう。

その後、回収したウロコが古代生物の物と調査結果が出た。
一文字は、ゴロウからそんな研究をしている志村博士の事を聞き、志村邸へ向う。

未だ協力を拒む志村博士であったが、今度は息子のワタルを…と脅されていた。

異変を感じた一文字は取り敢えず引き上げる。

再び滝と志村邸へ向う一文字。地下の秘密基地を発見するが、既にショッカーは居らず、博士一家が残されただけだった。

化石から三葉虫を蘇らせることに成功したショッカーは全世界に吸血三葉虫をばら撒くため、羽田空港に向かった。
一文字と滝も急行。
仮面ライダーに変身し、羽田空港の駐車場で発見、戦闘開始。
覆面無しショッカー兵はトランクから三葉虫を取り出し自身の血を吸わせザンブロンゾを復活させる。
しかし、力が出ないザンブロンゾ。
どうやら志村博士が気を利かせたらしい。

ライダーキックを食らい、元の化石に戻った。
ライダーからは「手強い奴だった。」と意外な一言。

リンダも博士の作った解毒剤により意識が戻り一件落着。


個人的感想

今回は突っ込み処満載。
そもそも今回のショッカー悪の計画はいつもに増してよくわかりません。
三葉虫の特徴や能力が生かされるわけでも無く、拘る理由もわかりませんし、「吸血三葉虫を使い人々を狂わせる」って。別に三葉虫で無くてもいい作戦だと思います。

今週のショッカー

志村博士の自宅を秘密裏に改装して地下に基地を建造してしまう図々しさ。
はじめは安易に秘密基地を作るなぁとも思いましたが、実は凄く合理的な気がしてきました。

今週のザンブロンゾ

化石から蘇った三葉虫をショッカーの科学力で吸血三葉虫に改造。
人の血を吸わせることで吸血怪人ザンブロンゾが完成する。
怪人ザンブロンゾになっても、三葉虫体に戻る事が出来る。
怪人体になるのには再び血を吸わせる必要があるので、あまり燃費の良い怪人では無い。

攻撃は自身のウロコを剥がしクナイの様に投げつけるのですが、剥がれた箇所が赤くなっていて痛そう。
ハッキリ言って虚弱怪人ですが、ライダー曰く「手強い奴」だったらしい。

今週のリンダ

最近、ライダーや戦隊シリーズのヒロイン(演者の方)がグラビアに出た事で、一部で"ライダーを子供に返せ"と話題になってました。
(この件に関しては言いたい事が有りますが止めておこう。適役だけど及川奈央さんなんてどうなっちゃうのよって話。)

仮面ライダー2号編の時点でリンダの色気も相当な物かと。
今回は意識が戻る時の無駄な色気。グラビア云々以前にライダー本編で色気を出してますから。


今週の滝

ナレーションからも「FBIの犬」と呼ばれる始末。
ショッカー内で呼称されているならわかりますが、まさかナレーションでも言われるとは。結構活躍しているんですがね。


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