仮面ライダー ゲルショッカー編 第94話「ゲルショッカー首領の正体!!」

 ショッカーライダー編の完結です。 幼い頃の記憶ではもっと長くやっていた気がしましたが、勘違いだったようです。

初回放送 1973.1.13
TOKYO MX 2021.8.27 放送



第94話「ゲルショッカー首領の正体!!」

6人のショッカーライダーと戦うダブルライダー。

ショッカーライダーは、一旦間合いを取りミサイルによる一斉攻撃を披露。オリジナルライダーとは違い兵器内蔵型です。

6体同時のミサイルなのでそれなりの攻撃ですが、ダブルライダーは全くの無傷。

この隙に立花氏は、人質が乗るハイエースに乗り込み脱出を図るが戦闘員に邪魔をされてしまう。

そこにアンチショッカー同盟が参戦。
立花氏と人質を救い、続けてダブルライダーをガス弾(スモーク弾)で援護する。

煙に紛れ"ライダーダブルジャンプ"で滝隊長が奪ったヘリに飛び乗ったダブルライダーは、いつの間にか同乗していたエイドクガーを捕虜にして一時撤退。

ゲルショッカーアジトではコンピューターテープが奪えず、ダブルライダーを倒すどころか人質まで奪還された事に責任問う首領。
ご安心下さいとブラック将軍。…余裕を見せるが本当に安心していいのだろうか?

その頃、本物のコンピューターテープを手に入れたアンチショッカー同盟では、首領の正体が判明すると思ったら前回ショッカーライダーNo.1により殺人音波テープを爆破したついでに再生するコンピューターが壊れたらしく、修復が終わる朝までは金庫に保管する事になった。…前回はデーターテープっ呼称していたが。

捕虜のエイドクガーは、自己睡眠で省エネモードに。


立花氏は、本郷・一文字のダブルライダーに対ショッカーライダーのトレーニングを開始

立花氏を中心に円を描いて走りだすダブルライダー。
そして空高くジャンプ!"ライダー車輪"の特訓らしい。
まだ、始まったばかりなのにぐったりするダブルライダー。
それでも続けさせる立花氏。
さすが、イカデビルにもスパルタだっただけの事はある。


その頃アンチショッカー同盟アジトではエイドクガーが目覚め、電波を出し始めた。
その電波をショッカーアジトが受信、アンチショッカー同盟のアジトを割り出した。
奇襲に向け怪人・ナメクジキノコも追加され作戦開始。


犠牲になった家族の写真を見つめフラグを立てる木暮リーダー。
そこにコンピューターテープを渡せと現れるナメクジキノコ。
渡さないならばと木暮リーダーを始末すると彼の亡骸に乗り移った。

異変に気づいた滝隊長と木暮リーダーの身よりもテープの心配をする千恵さんが入室。


目覚めたエイドクガーも同盟メンバー3人をを始末すると戦闘員が現れ、3人の亡骸に乗り移る。

本郷が現れエイドクガーの脱走により、アンチショッカー同盟のアジトも危ないってんで、コンピュータルームへ移動を決断。

木暮リーダー(ナメクジキノコ)によりコンピュータテープが解読される。

音声を発するコンピューター。

「ゲルショッカー シュリョウ ハ ニホンニイル。ソノイチハ ホクトウ70 キョリ 120キロ。」

筑波山の近くらしい。早速出発する本郷たちの前にエイドクガーが現れる。
本郷と一文字はダブル変身、2対1の戦いが始まる。

エイドクガーをフルボッコするダブルライダー。
最後は一文字ライダーがきりもみシュートを放ち大爆発を起こすエイドクガー。

ダブルライダーによる初の新サイクロン併走。
立花氏達の乗るハコスカに追いつく。

コンピューターテープが告げた目的地に到着したダブルライダー達。
周辺を彷徨く戦闘員を捕まえアジトの入り口を吐かせてアジトへ侵入。…ここまで上手くいきすぎ。

サイケデリックなアシド内に首領の姿は無く、首領の声だけが響く。

「アンチショッカー同盟のコンピュータに、私がここにいると偽のデータを流したのだぁ」…なるほど、手間の掛かることを。


現れる6人のショッカーライダー、千恵さんを捕らえた木暮リーダーもナメクジキノコの姿に。

再びダブルライダーと6人のショッカーライダーのバトルが始まる。

滝隊長により千恵さんは保護されるが、ナメクジキノコが立ちはだかる。

特訓の成果を披露するダブルライダー。
走り出し円を描き始めると、つられて6人のショッカーライダーも走り出す。
程良きところで大きくジャンプするダブルライダー。
やはりつられてジャンプするショッカーライダー。
ダブルライダーが反転して軌道を変えると、6人のライダーは空中で激突、大爆発して絶命。


「偽物は全部死んだ!」

「偽物は所詮本物の敵ではない!」

ナメクジキノコの前に現れる通りすがりのダブルライダー。

2対1のバトル開始。

フルボッコされるナメクジキノコ。
とどめはライダーダブルキック!吹き飛ばされたナメクジキノコは崖から転落して大爆発。

即エンドナレーションで終わり。


個人的感想

ショッカーライダー完結編でした。

物語のボリュームが多過ぎて最後は無理やり尺に収めた感じがします。


今週のショッカーライダー

ライダーの性能と同等らしいですが、本郷猛・一文字隼人のスペックには足りないチンピラを使ったのか、仮面ライダータイプの性能を引き出せなかった感じがします。

彼らの最期は、みんなで走って輪を描き、ジャンプして大爆発って…知性を感じられない最後でした。

ダブルライダーが絶望するほど強くて、ギリギリ勝てた位の演出の方が向いていたかなぁ。

今週のエイドクガーとナメクジキノコ

何なんでしょうか?エイと毒蛾の特性。特に期待できる特性も無く、人を眠らせる位の能力。アンチショッカー同盟の捕虜になった時は省エネモードで寝ていたし。

逃げて、再び現れたと思ったらダブルライダーにフルボッコにされ即絶命。基本寝ていただけの怪人でした。

ナメクジの方は「今度こそ仮面ライダーを…」なんて言ってるけど、あんた初登場で対戦していないでしょ。挙げ句、ダブルライダーにフルボッコ。

身体をドロドロにして隙間から侵入していましたが、コレがナメクジの特性なのでしょうか?キノコに関してはアクセサリー程度?

ショッカーライダーの開発に重きを置いた結果、怪人が手抜きになってしまったのは残念。

ゲルショッカーとして、ライダータイプ×6、合成怪人×2の最強の布陣でも勝てないのだからもう勝てないって声が組織内でも出ていそう。

さぁブラック将軍、どうする?



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