#6 チェーン・リアブレーキ・ハンドル等の加工【ハセガワ 1/12 GSX-R750R 】

 雨で塗装も出来ないので、部品の加工です。



ハセガワ 1/12 GSX-R750R チェーン・リアブレーキ・ハンドルを加工

素晴らしい造形のハセガワ 1/12 GSX-R750R ですが、一部加工したくなる箇所があります。今回はチェーン・リアブレーキ・ハンドルです。

そのまま作ってもカッコイイGSX-R750Rが完成しますが、少しだけ弄ります。
雨で塗装も出来ないので加工メインです。

チェーンのスジボリ

バイク模型のお約束チェーン彫り。
チェーンの立体感を出す為、スジボリで強調します。
プラバンで治具を作り(写真取る前に無くしました)、ラインチゼル等であたりを付けた後、フリーハンドで力を入れずに何度も力を入れずに彫ります。

ハセガワ 1/12 GSX-R750R  | チェーンをスジボリ

見える所=矢印の面と後方面のみ彫れていれば良いかと。

本当はコマ毎に穴開けしたいところですが、以前作業中にポキポキと折れてしまう事があったので今回は無し。

リアブレーキの塗り分けを考えた結果

塗り分けが面倒なので取付ブラケットをキャリパーから切り離して、後付け加工しました。

ハセガワ 1/12 GSX-R750R | リアブレーキの加工

上記加工後の画像ですが、切り離した両部品を0.5ミリ金属線を使い接着剤で固定。
その為、切り離す前にブラケットのボルトのモールドから0.6ミリの穴を開けておきます。

こうすることで後付しても接着位置がズレる事も無い(100%とは言えないが)

ブラケットにある2本の凹モールドは、実車同様に穴を開けておきました。多分、完成後は見えない気がします。
トルクロッドとキャリパーの連結箇所は彫り込んでソレらしく見えるように。

クラッチレバーを修正

スタンダードのGSX-R750のクラッチレバーは油圧、750Rのクラッチはケーブル式。
そもそも機構も形状も違いますが、キットは油圧のクラッチレバーを応用して追加部品でケーブル(ビニールチューブ)を挿すように設計されています。

私はケーブル式クラッチを採用したバイク以外に乗った事が無いので、この形状は気になりだすとキモチ悪い。
まぁ誰も気にしないと言ってしまえばそれまでなのですが、簡単に改修出来そうなので手を動かしてみました。

キットのレバーを切り離します。○の部分を切り離しますが、再利用するので丁寧に切り離します。

ハセガワ 1/12 GSX-R750R | クラッチは油圧では無いでしょ


切り離したレバーを基にプラ材で加工。ワイヤー式レバーは簡単な仕組みなので形状も簡単。

ハセガワ 1/12 GSX-R750R  | クラッチレバーはケーブル式でしょ

再びレバーをハンドルに接着。
接着面には0.3ミリの金属線を入れていますが、エポキシ系接着剤でガッチリと接着しました。
その後、瞬間接着パテを盛っては削りを繰り返し、ソレらしく慣らしていきます。

ハセガワ 1/12 GSX-R750R  | GSX-R750Rのクラッチレバーはケーブル式です。

なかなか良い雰囲気。

ブレーキ・マスターシリンダーは窓位は再現しよう

ブレーキ側はキットのままで良さそうですが、マスターシリンダーだけ見栄え良くしたいと思います。

マスターシリンダーの良き場所に1.6ミリの穴を開けます。
1.5ミリの金属パイプを埋め込み、フルードの窓を再現。
後で紫外線レジンを充填する予定。

フタ部分は0.5ミリプラバンで追加して接着面でスジボリを入れています。この方法がスジボリしやすいかと。

こんな感じに。ちょっとササクレている箇所は後でキレイに処理します。

ハセガワ 1/12 GSX-R750R  | マスターシリンダーを見栄え良く

スイッチ類もスジボリしてメリハリ付けています。
ケーブルが刺さるピストン部分はゲート処理をしていたら変な風に削ってしまったのでプラ材で作り直しました。結果良い感じに。

次回は塗装に入りたいけど、雨がねぇ。

以上


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