仮面ライダー 第9話 「恐怖コブラ男」

今回は違和感満載の本郷猛と仮面ライダー。
怪人も憎めない奴です。

猿島でロケが行われていますが、元要塞なのでなかなかの秘密基地感が出ています。


第9話「恐怖コブラ男」

まずはコブラ男のスペック紹介から始まり。
新開発のキバを装着する右手のコブラから溶解ガスが噴射出来ると。
そこで役に立たなくなった戦闘員を使い性能試験を開始。
ガスを浴びせると人間でも何でも溶かしてしまいます。

ショッカー首領は運営費確保の為、世界中の金を奪えとコブラ男に指示。
手始めに日本の大蔵省金保管所を襲撃を決行するコブラ男。
警備員を襲い施設に侵入、右手のコブラから溶解ガスを噴射して金庫を溶解し保管庫内に侵入。

しかしこのコブラ男がかなりダメ男だった…。
警備員の飼い犬に追われ作戦は失敗。
その時に口からキバを無くし、溶解ガスを出せなくなる始末。
そこからキバを取り返す為、犬を探したり警備員の息子を誘拐してキバ奪還に奔走します。


金保管庫に向かったはずの本郷は少年の悲鳴を感知し、ショッカーの秘密基地に到着する。
ライダーに変身した本郷に対しコブラ男は地中に潜り逃亡してしまう。

ライダーの強力な聴力により、コブラ男の逃げ場所を特定する事が出来た。
コブラ男を追詰めたライダーだったが、警備員の息子を人質に獲られ手が出せず捕まってしまい、再び脳改造手術が行われようとしていた。

そこに立花さんが救出に登場。
ルリ子が本郷に渡したお守り(発信機)から居場所を特定していた。

意外にも戦闘員程度であれば負けない立花さんの助けにより再びの改造手術を回避したライダーはコブラ男と戦闘に。
溶解ガスも使えないコブラ男にとどめのライダーキックが炸裂すると爆発して絶命。

つづく


個人的感想

なんとなく違和感のある今回。
撮影中に本郷猛こと藤岡弘 氏が事故で編集に影響があったようです。

今回の怪人

ショッカーの最高傑作(現時点で)コブラ男の登場。
犬に襲われ作戦は失敗、更に大切なキバ迄失くす始末。
レッドスネークカモン的な右手のコブラはゴムゴムのコブラで伸縮自在になっていますが、物語前半で自身の口に装着するキバを紛失、ショッカー首領曰くキバは製作に半年かかるらしい。

溶解ガスも噴射出来ない右手に伸びるヘビがついただけの怪人として仮面ライダーの前に立ちはだかります。

そんなコブラ男、ショッカー怪人として初の爆死を遂げました。

今回の本郷猛

本郷猛/仮面ライダーの声を納谷六郎氏が担当した様です。
やはり本人の声では無いので、違和感を感じざるを得ません。

違和感は声だけではなく、今回1番の功労者(犬)の墓に手を合わせるラストシーンでも不自然なライダー姿のまま。
本来は本郷猛の姿だったと感じます。

その功労者(犬)もいつの間にか死んでしまっていたんですよね。

いろんな意味で傑作回でしたが、次回はコブラ男が復活します。


以上


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