TVシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2202」第21話 あらすじと感想

どうも。
第7章の冒頭9分(OP主題歌あり)がBANDAI NAMCO Arts Channel公式から配信されています


キーマンにデスラーを撃てと選択を迫るミル。
例の悪魔の選択シリーズです。

で、古代が乱入したと思ったら、甘っちょろい考えの為に雪が撃たれてしまいます。

そして、どうやら斉藤は蘇生体と気が付いた様です。

楽しみな第7章は、来週3月1日公開で、TVシリーズも翌週には突入となります。




第21話「悪夢からの脱出」

遊星爆弾が降り注ぐ前の地球。
定点カメラで四季が移り変わって行き、一巡した時に真っ赤に染まると…遊星爆弾てすね。

画面いっぱいに、西暦2193年4月20日。
雰囲気はエヴァ。

母娘の会話が途中入り、お母さんが飛び降りたシーンの後、藤堂長官の家族写真…を見つめる銀河艦長。

藤堂長官の娘である事を説明するシーンでした。あの長官の孫かと思ってましたよ。

「優しさや人間らしさが人を殺すなら、それを、捨ててでも。」
と、回想しながらポツリと。ここにもサウザーっぽい人がいました。

そして、白色彗星を追跡する為、ワープをする銀河。
相変わらずクソデザインです。
他の艦は何処に行ったのでしょうか?

地球連邦政府防衛軍本部
彗星帝国は火星絶対防衛圏に到達した模様。
敵艦隊も2万を超え尚増大中と。
相変わらずたくさん盛ますね、この作品は。

語り部Inアナライザーの話を聞いている最中のヤマト艦内。
キーマンが声を荒げ「ガトランティスを永久に隷属させる為の安全装置」をガトランティスが持っていたと。
隷属って。
消滅させる装置の方が良いと思いますが。

どうするのか教えろ!と荒ぶるキーマン。
お前らには教えん!と語り部。

「答えなさい」扉が開き桂木さん登場。
最後のゼムリア人(コピーですが)のこの私に答えろ!と厳しい顔で迫る桂木さん、一瞬ズォーダー大帝の顔になりますが、語り部が話を進めます。

「最大のクビキ、その名はゴレム」
クビキってと思いましたが、隷属させる訳だから良いのか。
ガトランティスはゼムリア人にとって、飽くまでも緑色の家畜だという表現なのでしょう。

語り部は続けて、作動すればガトランティス人等は死をもたらすと。

…隷属させるんじゃないのかい!

そのゴレムの場所を聞き出す前に、アナライザーがシャットダウン。

一同意気消沈。

桂木さんセクシーに、「ゴレムは、大帝と共に…。」


ガトランティス…。
奴らは知りすぎた、ゼムリアを消せと大帝。
「これもまた、お前の導きか…テレサ」

白色彗星内でイワシの大群がスイミーの陣形。口っぽい箇所が光出し、なんちゃら砲(第十一番惑星で陣形するも不発。)が発射!

ゼムリアに直撃するとヤマトも揺れる。

地球連邦防衛軍本部では、副長官がタブレット端末片手に徹底抗戦の構え。
時間断層で次から次に製造される艦隊。
コレがあるから副長官はかなり強気に構えます。

山南艦長のアンドロメダも復活!
しかもクルーは艦長1人。あとはAI。いや、もうAIだけで出撃すればと思いますが、そこは男気。
珍しくノーマルスーツを着込んでいます。
しかも、ヤマトカラーになっている。

火星最終防衛線では、大規模な戦闘が開始。
ガトランティス大型空母の無意味な回転甲板から無数のカブトガニが発進、地球・ガミラス混成軍艦隊と戦闘。

タコ帝国の先っちょの上方よりアンドロメダ艦隊が降下。
山南艦長のアンドロメダ改が指揮し全艦波動砲を発射!

しかし、赤いリングが発生、無数の波動砲が降り注ぐが効果無し!

タコ帝国の脚の中のゼムリアはスイミー砲を直撃している最中。
ヤマトはゼムリアの地殻変動を利用し脱出を決行。

ここからは旧作の発進シーンのパクリです。
島は銀河に脱出しているので古代が操舵。

山南艦長が特攻、ドレッドブースター付アンドロメダ改にて特攻、その最中に破壊されていくゼムリアを発見。

なんだろう、ドレッドノートをブースター代わりに連結、ナイスアイデアとか思っているのでしょうか作り手さんは?

カッコ悪いと思いますが…。

火星圏にワープアウトする銀河
艦内では、G計画が発令されAIの指揮下に入ることに。

なんだか判らないG計画とは…。
要約すると新天地に行ってでも人類を守る計画。だからと言って女性クルーのみと言う?…な展開。

島らヤマトクルーには理解出来ない様ですが、藤堂艦長が話を続けていると、アンドロメダから入電。

「ヤマト発見!」フルボッコになりながらもヤマトを発見したが、アンドロメダ単独での脱出は不可能な模様。
各艦に応援を乞う。

銀河艦内も決断に迫られていた。
真田さん、艦長に直談判。

銀河の必殺技"コスモリバース砲"を使ってアンドロメダの波動砲を、増幅すれば重力源を破壊出来ると。

そこに口を挟むブラックアナライザー。
そんな作戦には乗れないと。

「お前に聞いていない!」と急にキレる真田さん。真面目なオジサンを怒らせると怖いですね。
旧作含めて1番キレたのではないでしょうか。

悩む藤堂艦長。

山南艦長は死ぬ覚悟の波動砲の準備…。

「死んで取れる責任などないぞ、山南」
さらに「どんな屈辱にまみれても、生き抜くんだ」
このシーンは、良かったな〜。
第21話にしてちょっとジーンとしました。

山南艦長だけで無く加藤にも。あれ?コイツ銀河に戻ってたの?

更に藤堂艦長にも。
…土方艦長の思いは届いたと。

G計画遂行を譲らないブラックアナライザーを射殺。銀河を火星戦線へ。

誰も助けに来てくれないアンドロメダをイーター艦が突き刺さります。
続いて艦橋を切断、屋根が取れただけで山南艦長は無事。

波動砲の発射シーケンスが継続している所に銀河ワープアウト。
「山南艦長、お供します。共に生き抜く為に。」

アンドロメダの真後ろにつき、コスモリバースを発動。
それに続き波動砲を発射するアンドロメダ。

タコ帝国の重力源に命中した事によりゼムリアを破壊しているイワシの群れも起動停止したご様子。
でもゼムリアの崩壊は止まらず、その中をヤマトが脱出。

アンドロメダがロケットアンカーを射出し強制牽引。

銀河もブラックバード隊を救護に向かわせる。

ヤマトを牽引していたアンドロメダも限界、
アンカーを外し、墜落していきます。
せっかく修理したのに…。

大爆発するアンドロメダから加藤機が。
キャノピーの上にしがみつく山南艦長。
何とも斬新な救助で帰還。

…つづく。

個人的感想

土方、山南両艦長がカッコ良かった今回。
いいセリフの連射。

山南艦長なんて一人でアンドロメダに乗ってまでヤマトを救出しに行く男気でしたよ。


相変わらずな粗末な艦隊戦。

戦闘機代わりに戦艦を振り回し総攻撃。
戦闘機やモビルスーツだと、パイロットの感情が入ったセリフ等で各シーンが記憶に刻まれますが、戦艦が戦闘機みたく扱われ、しかもAI艦だと何1つ記憶に残らなくなりそうです。


ヤマト発進シーン

沖田艦長による地球からの発進シーンを土方艦長でやってみた訳ですが、如何でしたか。
必要?

これを超える発進シーンが思いつかなかったのでしょうか。名シーンになる様な発進を見たかったですが残念。
オマージュとか言えば聞こえが良いけど、個人的に旧作の名シーンに頼るなと言いたい。

世間的にデザイナーが真似るとパクリだと言われますが、これも同一作品内パクリですよね。

G計画

計画自体破綻しています。
乗組員は女性だけで最悪移住出来る星へって。
地球人だけの話でガミラスは眼中無いと。

しかも発動中はAIによる指揮に移行とかね。

結果的にAI(ブラックアナライザー)を壊して人間らしく行動って。
散々サウザーの様に「優しさや人間らしさが…それを、捨ててでも。」とか言ってた割に直ぐに掌返し

思い付きのストーリーかい?と思ってしまう位話が雑。
わざわざ藤堂ママの亡くなったシーンを冒頭に入れても活かせきれず残念な結果になったとしか…。

せっかく土方艦長のセリフで感動していたのに急な方針転換。

だいたいGって何?
GINGA?


以上


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