TVシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2202」第8話 あらすじと感想

どうも。

第8話です。
前回はイワシの大群の様な大戦艦群その数250万隻相手に逃げる事なく波動砲をかましたヤマト。

今回は、タイトルからすると罠にかかると…。





第8話「惑星シュトラバーゼの罠!」


イワシの大群を波動砲で沈黙させたヤマト。

偵察機がガトランティス艦隊の状況を報告。
状況から真田さん曰く、ガトランティスには「壊す事は出来ても直すこと、生み出す事は出来ない連中なのかもしれない…。」修復方法を知らないのでは?と。
そんなアホな子みたいな設定…。

キーマンのアドバイスでガミラス艦隊に避難民を乗せ地球へ帰還させる事に。
惑星シュトラバーゼをランデブーポイントとして避難民をガミラス艦へ移乗させる作戦。

戦闘は一時的に休憩タイムに。
そんな時だからこそ、それぞれの思いがぶつかります。

古代と斉藤…。
民間人に対しても容赦無く殺戮を行うガトランティス兵を目の当たりにした斉藤隊長は、「お前が見逃したのはそういう敵だ」と言い放ちます。
やはり波動砲による即時応戦を仕掛け無かった事に対しての訴えでしょう。
…正論だと思います。

廃墟と化した第十一番惑星の市街〜。
何かに取り憑かれた様に歩く宇宙考古学者のレドラウズさん。
アトムの天馬博士似のこのオッサンは以前、土方司令にアーケリアス文明の調査を頼んで断られていたオッサンです。
そのオッサンを見つける助手のお姉さん、桂木さん。
この女性もちょくちょく出てきていたので物語の鍵を握っている人物なのでしょう。

再びヤマト艦内〜。
考え込む古代の前をしれーっと仕事をする雪が登場。追いかける古代。
佐渡先生の協力により看護士として乗艦していた。乗艦名簿に記載が無いので密航です。
雪に再会し余計に混乱して、余所余所しく退艦命令を出す古代艦長代理。
言われたからには、引込みがつかない雪。
泳いでも地球に帰ると。
まぁこの辺夫婦漫談は旧作に近いと思います。

病室では、佐渡先生が治療しながら土方司令にヤマトの指揮を提案します。
しかし司令は自身が負けた事を気にしている御様子。

艦尾にて雪〜。
艦内で隠れるのやめ、密航に協力してくれた山本と会話。古代の負担になるのを怖れていると告白します。
別の場所では、古代もまた島に強がりを見抜かれ、「素直になれよ」と。

古代は艦長代理の立場を使い、森雪に対しガミラス艦で地球に帰る避難民および空間騎兵隊をガミラス艦へ引率する任務を与えます。

レドラウズ教授は、この星の古代アケーリアス遺跡の調査に行きたくてウズウズ。
助手の桂木はチャンスは自分の手で掴めと煽られると教授は顔付きを変えてしまいます。
怪しい…。

古代が夫婦漫談で忙しい為、真田さんがキーマンをお供にガミラス艦長と会談。
避難民の移乗にお礼を言って真田さんは先に戻ります。
すると、ガミラス人だけなった途端にキーマンに跪くガミラス艦長達。
超偉いキャラを感じさせられるシーンです。
キーマンはある装置を手配していた物の受け取る。
ヤマトの波動エンジンをコントロールする事が出来る[反波動格子]。

ガミラス艦に移乗が進む中、ヤマトを出た桂木は、自分が助けたガミラス人の少女に抱きつかれて困惑の表情。
この二人が一緒にいるシーンが何度かあったので懐かれていたのでしょう。
同時に桂木は、なにかを感じたようです。
何かわかりませんが…。


斉藤隊長は土方司令をお見舞い。
病室で別れの盃を。
銘柄は美伊、佐渡先生の愛飲している酒なので医師の許可を得ているのでしょう。
斉藤は司令に地球に帰還し戦える艦で仕切り直そうと持ち掛けます。
斉藤にとってヤマトは腑抜けた艦となった様です。
しかし、土方司令は盟友の艦を最後まで見届けると、ヤマトで指揮する事を決意。

艦長代理特権で雪を地球に送り返す事になり見送りに出た古代。
その時、レドラウズ教授が偵察機を勝手に操縦して発艦してしまう。
古代と助手の桂木さんは教授を追って出撃。
と同時にガミラスの艦隊が上空に出現し攻撃してくる。

話の展開が急です。
現れたガミラス艦隊は反乱軍で、一方的に攻撃を開始。

空間騎兵隊もガミラス反乱軍艦に向かう事が阻止され、腑抜艦ヤマトに戻る事に。

一方、レドラウズ教授を追って遺跡洞窟に来た古代。
背後から何者かに殴られて昏倒。

ガ反乱軍から攻撃を受けているヤマトは、古代と連絡が取れず、真田さんが艦長代理の代理で指揮する事に。
ヤマトを発進。

どうやらこの状況はキーマンによって作られた状況の様。
本物の反乱軍を使って迄ヤマト達を攻撃していたようで、キーマンは混乱に乗じてヤマトの波動エンジンに[反波動格子]を仕掛けヤマト発進と同時に作動させたようです。
一体何を企んでいるのか?
因みに第一艦橋の徳川さんは異変に気がついた御様子。

混乱している最中に桂木さんだけが帰還。

またまた洞窟内〜。
目覚めた古代の前にレドラウズ教授の姿が。
何やら遺跡の前で話していますが、ズォーダーに憑依されているのか、だんだんズォーダーの声で話します。

ズォーダーの自己紹介が始まります。
自ら「愛を知る者」と紹介。

…古代も沈黙。


第9話へつづく

個人的な感想

今週は慌ただしい回です。
基本的には旧作でもあった古代と雪の夫婦漫談の回でした。結構好きです。

そんな古代と雪の話が中心かと思えば、今後のストーリーに大きく影響するアイテムが登場したり、キャラクターが暗躍し出したり、
明らかな伏線を張り巡らせてます。

キーマンの行動を見るとガミラスがテレザード星の調査目的で何かを企んでいる様子。
波動エンジンをコントロールする[反波動格子]を仕掛けたり。
蓋を開けたらフワフワっと波動エンジンに入って行きましたが、どんな部質なのでしょうか。

ズォーダーって。

天馬博士似の教授を利用して古代とコンタクトをとってきますが、自ら「愛を知る者」と自己紹介。
笑いしか起こりません。

ガトランティスは治したり、生み出したりする事の出来ないくせに愛を語り出す訳ですよ。


以上



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