もうV3がTOKYO MXで始まっているのに、未だ第87話です。残り11話。
初回放送 1972.11.25
TOKYO MX 2021.7.9放送
第87話 「ゲルショッカー 死の配達人」
夜中に怪しく靴音が響く。
細谷さん宅(表札に書いてある)で靴音が止み、全身真っ黒でコーディネートされた男が、手紙を投げ入れると姿を消す。
細谷さん宅の犬の鳴き声が響き、書斎にいた細谷氏が窓の外を見るが異変は無く誰もいない。
机に戻ると投げ込まれた手紙が机上に置かれていた！
その手紙はゲルショッカーから日本産業会会長細谷氏へのお悔やみだった。
死亡日時11月25日12時…
会長の前に怪人クモライオンが現れる。
猟銃で抵抗する物騒な会長だったが、怪人相手に為す術もなく、表へ逃げると都合良く2人の警官が…戦闘員だった。
哀れ会長、お悔やみ通り亡き者に。
アジトでは首領から、T3号計画についてコンピューターが精密に検討した結果OKが出たので作戦開始の指令が発出される。気の早いブラック将軍は既に実行済。
この計画は日本の主要人物をリストアップして暗殺し、ロボットを送り込む作戦なんだって。
次のリストに掲載された人物は青野清博士。
今から1時間後に死ぬという。
わりと急なお悔やみ予告に、美人秘書も心配するが、当の御本人「人間の死ぬ時間迄は現在の科学でも解明できない」といって講演会へ。
それでも美人秘書さんは、弟が少年ライダー隊に入隊した事を思い出し、本部へ相談に来ていた。
既に残り猶予は20分。
車で移動する青野博士。
しかし、道が違うと運転手の山田君に問うが、既に運転手はすり替わっていた。
死亡予告時間まであと5分、青野博士の乗った車を追う本郷と滝隊長が追い付く。
ゲルショッカー戦闘員が2人に立ちはだかり、博士だけ逃がす本郷。
しかし、独りになった青野博士をクモライオンが襲撃、哀れ帰らぬ人に。
そのまま流れる様に本郷の前に現れるクモライオン。本郷は、仮面ライダーに変身して1stバトル開始。
邪魔な戦闘員から剣を奪い、無双する仮面ライダーにクモライオンも参戦、口からクモの糸を吐き出しライダーの動きを制止させる。
効果なさそうに見えるが、一応苦しんでいるご様子のライダーは、戦闘員の剣で糸を切って脱出。
クモライオンをゴロンゴロン転がり投げ飛ばす。…なんだっけこの技。
クモライオンは一時撤退する。
次なるお悔やみが配達されたのは、立花氏であった。…まぁ会長である事には違いないが。
「お寺にでも予約するか」と余裕の立花氏。仮面ライダーと滝隊長がいるから大丈夫だと思っているようで。…そいつらの目の前で青野博士は帰らぬ人になったけど。
予告時間の午前0時が迫り、外の様子を見に出る本郷。
予告時間になるが、立花氏に何も起こらない。
するとあ〜ら不思議、予告状の名前が本郷猛に変わっていた。
ゲルショッカーの本当の狙いは本郷猛だった。
本郷は現れた配達人を発見し追跡。
いつの間にか変身完了で、通りすがりの仮面ライダーは配達人を確保。
配達人を絞め上げ、アジトへ案内させるライダー。
罠とも知らずアジトへ到着するライダー。クモライオンが現れ「第13処刑室に案内する」と告げると、配達人共々床から落し、処刑室に閉じ込めてしまう。
処刑は明日の午前６時だそうで、催眠ガスが部屋に充満し眠らされる改造人間仮面ライダー。
翌朝処刑時刻になると、無数の針が出た吊り天井が下りてくるギミックが作動。
配達人は串刺しになり絶命。
「こんな針、オレでも折れる！」いや… うん、ちょっと変な返しをするライダー。
クモライオンとライダーの最終戦開始。
格闘が続き、最期はライダーフライングチョップ！あまり馴染みのない技名ですが、パンチに見えなくは無い。食らったクモライオンは空中爆発して絶命。
バイクを走らせる本郷でサクッと終了。
個人的感想
若干のホラーテイストの今回。
「予告してから殺しなさい」という社内ルールでも作ったのでしょうか？
お悔やみのターゲットになった2人の殺害には成功しているので良い作戦なのですが、3人目に思い出したかの様に、目的がライダー討伐に変わったのは残念。いつも襲っている本郷猛にまで予告する事も無いだろうて。
今週のクモライオン
最初は黒ずくめの配達人がクモライオンかと思いきや別人、配達人は第13処刑室で処刑されてしまう。
格闘能力はわりと高いようですが、他の能力は糸を吐くだけでかなり低い。T3計画により次の対象が本郷猛なばかりに優れた能力も無く、あっさりとやられてしまいました。
ゲルショッカーが強いのか弱いのか分からなくなる怪人でした。
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿