本郷猛失踪のまま撮影された仮面ライダー第二弾。
今回タイトルからはショッカー首領が登場する様に思えますが、本郷が不在の今回に登場するはずも無く…ライダー危しとは番組存続を言っている様に思えます。
TOKYO MX 2021.2.12放送
第67話「ショッカー首領出現!!ライダー危し」
地球の屋根アルプス山脈にショッカー基地があるらしい。マッドサイエンティスト死神が仕切っていた基地とは別なのか?
山小屋で捜査活動をするFBIのアンドレ捜査員。
ショッカーに関する重要情報を掴んだと、日本の滝和也へ緊急連絡を入れる。もちろん外国訛りの日本語で。
その山小屋周辺を怪しい機材が取付られた車(VWビートル)が見回り中。ショッカーヨーロッパ支部戦闘員が乗車したその車は、山小屋から無線を傍受する。
コチラも外国訛りの日本語。
ヨーロッパだからVWを使うとは凝っております。ショッカーマークも付いています。
アンドレは日本の真鶴海岸にショッカーの最高機密作戦書が送られると滝に連絡するが、山小屋に先程の赤骨戦闘員が突入。
南アフリカ支部も赤骨のコスチュームだったので、海外支部はこのコスチュームという拘りです。
アンドレの通信を復唱する滝(スーツ姿!)だったが、妨害電波により不通に。
その頃アルプスの山小屋では、「貴様の役目はそこ迄だ!」と壁をぶち破り怪人登場。
抵抗虚しく、怪人の火炎放射でアンドレイ捜査官はやられ山小屋は爆発。
無線越しの滝も異変に気づいた。
様々な教育を受けた仲のアンドレの仇を討つ決意をする。
真鶴海岸で機密作戦書を奪取する為、釣り人に変装する滝と立花氏。
定刻通り機密作戦書は上空から通信筒に入れられて投下された。
戦闘員が回収に向うが、一足先に滝が通信筒を釣り上げる。
戦闘員を避けながらパス、立花氏が受け取り車を走らせる。
しかし、その車の後部座席にはヨーロッパから来日した怪人が乗車していた。
ギリザメスだと名乗り通信筒を渡せと迫る。
抵抗しながら運転する立花氏、今度はバイクで並走する滝に通信筒を渡すと、ギリザメスに殴られ気絶してしまう。
車は止まらない、危うし立花氏。
そこへ通りすがりのサイクロン号に乗った仮面ライダーが登場。
走行する車に半身乗込み、車を止め難を逃れる。ブレーキを踏むのでは無くライダーパワーで何とかしろよと言いたいが、彼は本郷ライダーでは無いからなぁ。
通信筒を持ってバイクで逃げる滝の目前に、警察の検問が待ち構えていた。
好都合だと滝。…そんな事は無い。
「検問は検問でもここはショッカーの検問所だ」カッコよく言ったつもりの警官改め戦闘員。
全ての警官は戦闘員に。
すったもんだの末、滝から通信筒を奪った戦闘員だったが、通りすがりの仮面ライダー登場。戦闘員から通信筒を奪い返し、サイクロン号で逃走。
バイク部の戦闘員とチェイスを繰り広げ逃げるライダー。
強行突破を試みたライダーだったが、爆弾地帯に侵入したのか、岩陰でいきなり爆発。
「死体を探せ!」…おっ学習したな。でもライダーは元気いっぱいに現れる。
戦闘員とバトル開始すると現れるギリザメス。
意外とパワー系のギリザメスとの1stバトル。どちらかと言うとギリザメス優位。
堪らず放つライダーキックにもギリザメスはジャンプして「キック殺し!」でライダーキックを封じた。
さらに火炎攻撃で仮面ライダーを追いつめる。
さほどピンチ感を出さず、ライダーは通信筒を手に一旦退却。
ショッカーアジト。
「V作戦は順調か?」との首領の問に、「ご安心下さい。計画は全て順調です。」とエリアマネージャー地獄大使。いつになく言葉少なめな会話。
作戦書を奪われて尚、順調とは…不気味。
TRCに戻った滝と立花氏。機密作戦書を奪取した本郷は不在のまま、暗号文をNYのFBI本部へ解読依頼。
すっかりFBI施設と化したTRCに10分程で解読文が送信されて来た。
機密作戦書にはショッカー世界会議が開かれ、ショッカー首領も現れると記載されていた。
ショッカー首領は人間では無い等、正体を悪口に近い予想で盛り上がるTRCメンバー。
そして、ショッカー世界会議当日、モロッコ・ジブラルタル・シンガポール・香港の微妙な世界各支部のエリアマネージャーが会議開催の要塞島に集った。
滝が単独海から潜入。本郷がいないからね。上陸すると戦闘員とバトルに発展、ライダーも駆けつけた。
基地の中に潜入したライダー。
会議中に失礼しますと登場するライダー、首領の赤いとんがり覆面を剥がすとマネキン人形だった。
会議室に響く首領の声。アルプスの通信から始まり、幹部が集まる世界会議の情報迄、全ては仮面ライダーを誘き出す作戦だった。今回の作戦「V作戦」は仮面ライダーを抹殺する作戦だった。
騙されたと他の幹部達のマスクも剥がすライダー。もちろん全てマネキン人形だった。
そのマネキン人形からガスが噴出。
改造人間の肉体を破壊するアンドロガスだった。苦しむライダーにギリザメスが襲いかかる。苦しむライダーと違い、アンドロガスの中でもギリザメスは元気。
首領がギリザメスに「5分間だけライダーを島から出すな。島は沈む」と命令。…あぁ言っちゃったよ。
滝の身を案じ外へ出るライダーと追うギリザメス。
ギリザメスと海岸で2ndバトル。
ライダーに島が沈むと忠告された滝は、海にダイブ。
ライダーはギリザメスと死闘。きりもみシュート放ちギリザメスは大爆発、島も大爆発!
滝も助かり「ライダーは不死身だ」の言葉通り仮面ライダーはサイクロン号で走って行った。…本郷は現れないまま。
個人的感想
本郷猛不在、声がしっくりこない仮面ライダーの2本目。やはり変身ポーズも無く、通りすがりに突然仮面ライダーとして現れると違う物語な気がします。
因みに2度目の猿島ロケ。前回9話の時は、本郷猛=藤岡弘 氏が例の怪我で撮影不参加。今回も失踪してロケ不参加です。
今週のショッカー首領
タイトルから正体を見せるのか!と思っていたらいつも通り。
まぁV作戦の為ということもありますが。
そのV作戦の失敗は首領にあります。
せっかくアンドロガスによりライダーを追い込んで起きながら、「あと5分で島は沈む」そんな事ライダーの前で言ったら警戒して逃げますよ。
言わなければ、ライダーと滝は爆発エンドだったのに。
今週のギリザメス
ヨーロッパアルプスからやって来た怪人。
アルプスと言えばマッドサイエンティスト死神が以前収めていた支部。
本来、死神博士の変身体として用意された怪人でしたが、本郷失踪事件の煽りを食い、通常怪人に格下げされ登場してしまった悲しい怪人。
撮影の都合なのかライダーを追い詰める程の強さを見せるシーンもあり、通常怪人とは違った魅力があります。
デザインにも死神博士の怪人体と言う事から、襟元はマント風になっていたり、ショッカーベルトがゴールドだったり、格上げされたデザインを採用しています。
また、劇中で日本支部エリアマネージャー地獄大使とは一切顔合わせが無いまま絶命しています。
この辺も死神博士の怪人体として撮影が進んだ可能性が考えられると思います。知らんけど。
ただドタバタの中で仕方が無い事ですが、アルプスにノコギリザメの怪人って…と思ってしまいます。
今週の本郷と滝
冒頭は滝和也とFBIが大活躍するのかと思ったらそれほどでも無く、アンドレも無駄死しただけ。
しかし、本郷不在でも立花氏と共に機密情報を奪う等、FBIとしての職務を全うします。
そして面白い事に仮面ライダーの事は口にするが、本郷とは一言も口にしません。
TRCの他メンバーも。
そんなヤツいましたかぁ?位の態度です。
そんな本郷猛はゴメンナサイをしたのか知りませんが、次回帰って来ますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿