仮面ライダー 2号ライダー編 第19話 「怪人カニバブラー 北海道に現わる」

第19話はタイトルの通り北海道ロケ。
番組も順調だったようで、ご褒美ロケでしょうか?

但し、全編通して北海道らしさが皆無で、横須賀辺りで撮影しているのでは?と思ってしまいます。

TOKYO MX2020.2.11 放送

第19話「怪人カニバブラー 北海道に現る」

地震により大阪湾沖で小型の津波が発生。
漁船転覆などの被害が出ていたが、各地震観測所の地震計が破壊されるという事件が発生しており、地震の規模・震源地の計測は不明。
さらに地震は九州・四国・大阪と続いていた。

気象庁・小樽支所に怪人カニバブラー率いるショッカーが現れ、職員に口から出すシャボン玉を浴びせ襲撃。
戦闘員も手にした水鉄砲からシャボン液を噴射、計二名の職員をシャボン玉で襲い配電室を破壊する。
これらはショッカーによる室蘭半島に人工地震を起こす計画準備だった。

そんな計画が進行している中、滝とリンダ達は北海道入り。
滝はFBIの連絡を受けて捜査を開始していた。
リンダ達はバケーションらしい。

爆弾を設置した海に近づこうとしたダイバーを襲うカニバブラー。
その現場に現れる滝の先輩(FBIの捜査官)とリンダ一行。
岩場で不審死していたダイバーを発見。
死体を調べるかと思いきや、何もしないで落ちていた謎の無線機を拾い戻る事に。

奪い返そうとカニバブラーが宿を襲撃。
ついでに滝の先輩は戦闘員とするべく連行されてしまう。

その頃、いつの間にか北海道に来ていた一文字隼人は、ボートでショッカー戦闘員を追跡し陸まで追い詰めていた。

隙をついて無線機を奪い逃げる滝の先輩を追うカニバブラーは、ライダーと遭遇。
第一戦が開幕するが、カニバブラーは逃亡。
さらに奪った無線機は爆破されてしまう。

爆破前に周波数を確認していたライダーは、ショッカーが使っている周波数を突き止めた。
周波数から秘密基地の場所特定を滝達に任せると次にショッカーが狙う地震計がある札幌中央気象台へ向かった。

到着した一文字だったが、既にショッカーは地震計を破壊して逃走。
仮面ライダーに変身した一文字隼人が追跡してカニバブラーとの第二戦目が開始されるが、またしても逃げられてしまう。

滝やリンダ達の協力によりショッカー秘密基地を特定する事に成功。
サイクロン号で海中基地に潜入し、爆破迄7分の所で襲撃に成功。
爆破を食い止め、ライダーとカニバブラーの第三戦が開幕。
シャボン玉を浴せ抵抗するカニバブラーであったが、ライダーパンチ一発で吹き飛び爆死。
あっけない最後です。

個人的感想

この時代は後に平成の大きな地震の事など知る由もない時代です。
模型の漁船が転覆する描写のみですが、平成の地震を経験した今では今回の様なストーリーは製作は中々難しいかも。

今週のショッカー

海底に設置した爆弾で人口地震を起こす事に対して地震計測器を予め壊す必要があったのでしょうか?
地震の発生は大阪・九州・四国で上手くいっているので、余計に警戒されそうな気がしますが…。

今週のカニバブラー

無線を落としたり奪われたり、おかげで基地の所在がバレてしまう低品質の怪人です。
口から出すシャボン玉もライダーには通用しませんし…。
地震を起こす怪人という訳でも無く、北海道ロケだからカニってだけの憎めない怪人でした。

今週のサイクロン号

プロレス回ではビルを垂直に駆け上り、ビルとビルの間をジャンプする等の高性能ぶりを発揮しましたが、今回は水中を潜行します。
Xライダーのクルーザー以外も水中潜行可能だったとは知りませんでした。

今週の一文字隼人

短時間で北海道入りした事が印象的だった今回の一文字隼人。

しかし、仮面ライダーの裏テーマと言うべき改造人間としての孤独な戦いに対して一石を投じた回だった気がします。
滝やリンダ達の協力で改めて1人で戦っているのでは無いと強く思う内容だった気がします。
今迄は仲間がいるなんて一言も呟いていませんから。

元々一文字隼人は明るく気さくなキャラで、孤独な戦いをしているイメージは少なく感じさせていますが、以前も改造されている時の夢を見ていた描写もあったので、内には改造人間である事に何らかの思いを引きずっていたのでしょう。

以上

0 件のコメント:

広告

人気の投稿

ブログ アーカイブ