2019-07-01

機動戦士ガンダム THE ORIGIN NHK版 #10の感想

最終回まであと少しです。
今回と次回（たぶん）は、ガンダムシリーズを見ている方にはおなじみのルウム戦役の映像化です。

第10話「赤いモビルスーツ」

サラリとあらすじを。
アズナブル家からドン・テアボロが倒れたとの連絡を受けていたセイラがテアボロに付き添う所から物語がスタート。

テアボロの容態を案じていたアズナブルさんは、テキサスコロニーを離れジオンに向かう事をセイラに告げる。

連絡を寄こさない息子のシャアに会えると希望も持ちながらの決断に不安とも哀しいとも言える表情を見せるセイラ。

サイド3のクラブエデン。
セイラに忠告しに行った諜報員が訪れる。
ランバ・ラルとハモンに逃げろと告げている傍からキシリア機関の者が登場。
ブリティッシュ作戦への不参加により、ランバ・ラルを命令不服従の罪で逮捕すると。
しかし、ハモンは語気を強め「あなた達のような三下ではなくキシリア自身が逮捕状を持ってこの店に来なさい！」追い返す。

怒り悲しみの感情をピアノで弾き語りするハモン。ランバ・ラルも目を覚ましていた。


ジオンと地球連邦の争いにより、テキサスコロニーは一部の無法者により暴徒化していった。
アズナブル家に火を放ち、デアボロ家にも攻めて来る状況にセイラは怒りを露わに、武器を手に取り交戦。

その戦いの中ドン・デアボロが息を引き取る。
悲しむセイラであったが、コロニーに閃光が広がる。

ルウムがジオンに襲撃を受け、首都バンチのミランダはドッキングベイを赤いモビルスーツに攻撃されていた。
アズナブル夫妻が乗船していたムンゾに向かう民間船も犠牲に。

屋敷の外へ出たセイラが上空を見上げると
コロニーの外壁に赤いモビルスーツの姿が。

ジオンの諜報員の言葉を思い出すセイラ。
「シャア・アズナブルが赤いモビルスーツで活躍…キャスバルは生きている…」


ルウム宙域ティアンム艦隊。
ジオン・ドズル艦隊との艦隊戦に向け進行。
しかし、ドズル艦隊とは別にジオンの部隊がサイド5・ルウムに向かっていた。

シャアの攻撃によりティアンム艦隊への合流からレビル艦隊を離し、ルウムへ向かわせる事に成功。
レビル艦隊に向け、黒い三連星率いる特別強襲大隊部隊が出撃。シャアも単独先行し、ルウムが戦場になろうとしていた。


つづく

個人的感想

艦隊戦は迫力がありました。
両軍の作戦も詳細に設定されおり楽しめました。
また、戦闘を盛り上げる小技に、シャアザクのリミッターカットパワー3倍シークエンスが設定されていました。
グングン加速するザク、コクピット内で服がなびく不思議等はあまり考えず、赤い彗星のスピード感がカッコ良かった。

ところでコクピット内は酸素があるのでしょうか？

アズナブル一家

結果的にではありますが、キャスバルはアズナブル家の全員を皆殺し。
キャスバルの野望を知らず不遇な目に合わされた悲惨な一家でした。
悪い事していないのにね。

ルウム・テキサスコロニー・世紀末ヒャッハー

1stでも荒廃したテキサスコロニーが出てきますが、何かと縁を感じる場所です。

そして、コロニーのウィンドウ越しに赤いモビルスーツとセイラが再会。
後にテキサスコロニーで、馬に乗ったシャアとセイラが再会するシーンを思い出させます。
「兄さーん！キャスバル兄さーん」と。

しかし、セイラさんだけが発見したのですが、良く見つけられたなぁと。
シャアは「神の加護があるならアルティシアはここにいないはず」とか都合良い事を言ってミランダを破壊した後にテキサスを覗いていましたが、セイラさんはあっさり発見。
ニュータイプのセンスはこの頃からあったのでは？とか、思ってしまいました。
所詮、ニュータイプの出来損ないとは違うと行ったところでしょうか。

また、宇宙世紀に世紀末ヒャッハーな人達が湧いて登場。ブチ切れたセイラさんは、キレた時のキャスバルの表情みたいになり、ヒャッハーな人達に正確な射撃センスを披露。
やはり、ニュータイプのセンスは高いのでしょう。



以上


次回放送は7/29 (7/28深夜)です。

番組レビュー

#THE ORIGIN