TVシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2202」第7章 第25話 あらすじと感想

どうも。

前回ズォーダーを庇い倒れたガイレーン姿に感情が露わになり、自身も人間である事を認めたズォーダー大帝。
玉座=ゴレム?に剣を突き刺すとサーベラーの絶叫で前回は終了した続き。






第25話「さらば宇宙戦艦ヤマト」

ゼムリアの語り部からのお知らせ。
簡単に破壊されたゴレムにより、ガトランティス人の停止信号を宇宙の隅々まで送信すると。

語り部のお知らせ通り、停止信号によりガトランティス人は急に絶命と言うか機能停止に。
ガトランティス艦はコントロールを失い自滅。

されど、ズォーダーは元気。
「知恵の実を喰らった者は一緒には行けんか」とポツリ。

崩壊しかけた都市帝国が、姿を変え成長。
周辺のジャンクを取り込み"滅びの方舟"の真の姿に変化していきます。

内部では、サーベラーが見ている中、ズォーダーも取り込まれて行く。
ガフの扉が開き、何とかインパクトが起こりそうな雰囲気。

この状況に古代達も脱出。

キーマンからヤマトに通信。
ツヴァルケに搭載されていた波動掘削弾がまだ残っていると、旧作の真田さん役を買って出たキーマン。
真田さんは、古代に都市帝国が真の姿になる前に内部から爆発させる以外無いと。

コスモゼロとスレ違うツヴァルケ。
キーマンが"滅びの方舟"に向うが、無人兵器ニードルスレイブ(相変わらず下品な兵器だ。)が行く手を阻み、キーマン機は弾切れのピンチに。

"滅びの方舟"から脱出した斉藤隊長は、ピンチのキーマン機に機動甲冑の乗り込み、自ら砲台となる。
「慌てず、急いで、正確にな」
あ〜例の状況が完成してしまった。

古代もコスモゼロで後を追うが、永倉がそれを静止、「行かせてあげて」…と。

失う事の悲しみを知ったキーマンと山本の通信…悲しいから割愛。

人間として絶命した斉藤に「隊長、ありがとう」と言いながら、キーマンが波動掘削弾のスイッチを押す。

爆発により、"滅びの方舟"は一時的に停止するも、痛くも痒く無いご様子。
すぐに周辺のジャンクや大戦艦を吸収。
そして急にビーム発射。
直撃は免れたが、月の一部を削り取る威力。
衝撃波にヤマトや航空隊が吹き飛ばされる中、山本の搭乗する機体は何故が盛大に爆発。

ヤマトに戻る古代。

"滅びの方舟"は土星のコアを取り込む為、土星圏まで後退しているそう。

敗北を悟った古代は、乗組員に退艦を命ずる。
聞き分けの悪い島も今回は脱出。
しかし、脱出艦からヤマト艦橋を見ると、古代が残っていることを発見するも時既に遅し。

古代は"滅びの方舟"が完全体になる前に、波動エンジンの暴発を利用したヤマト特攻により、"滅びの方舟"が再び侵攻する迄の時間を稼ぐ事を決意。

単身残ったヤマトから、修復中の銀河の藤堂艦長へG計画による第二の地球を探索を提言して、外部との通信を終える。

1人と思われた艦橋にユキが現れ、愕然とする古代。

「私は貴方を知らない」…と、記憶を失ったままの雪ですが、何かを感じヤマトのナビゲートをする。
無理矢理恋人状況の2人の前にテレサが登場。ヤマトの波動エンジンが金色に包まれ、やがてヤマト全体が金色に。
艦橋に集まる英霊達。
英霊達に山本の姿無し。

テレサへ導かれ、"滅びの方舟"にヤマトが向かい、彼方で光と爆発音。

…つづく

個人的感想

まだ1話残っていますが、実際は今回を最終回としても良さげ。

内容としては、旧作に限りなく近い終わり方だと思います。
反面、この最終回に辿り着く為に、雑で無理矢理な話になってしまったかなぁと。

無理矢理の旧作シーン

あのセリフを斉藤に言わせたかったのでしょう。キーマンはその為に戦死させられた様なものですが、このシーンがなければ、25話は酷い回になったでしょう。

真田さんからキーマンに変更されて、斉藤隊長との名シーンを再現。

キーマンが、絶命した斉藤隊長に向けた「隊長ありがとう」は、いいセリフでした。

また、山本との"愛"を表現させる為の特攻でもあったのかな。
その山本も前フリも無く爆死しましたが。

特攻エンドの必要はあったのか?

旧作(劇場作品)は超巨大戦艦ですが、今作同様に特攻エンディングでした。
ヤマト艦内で雪の亡骸を抱き寄せ、愛する人を想い特攻する古代の姿は、第二次大戦中の実在した特攻隊もそんな想いの中、特攻したのでは無いかと思わせ演出だったと感じます。

しかし、今作は特攻と言う最終手段に対する重みが無いと言うか、「どうせ真実のラストがあるから取り敢えず特攻させとけ」位の作りです。

そもそも雪の記憶喪失や、ミル君に撃たれた事(結果、記憶喪失のまま生存)が重要だったのか理解できません。

「あなたの事知らないけどナビゲートします。」って。記憶喪失の女が一緒に特攻するなんて、古代は嬉しいでしょうけど、見ているこっちは意味がわかりません。

ぶっちゃけ、時間断層がある今作ならヤマト特攻の無用。
アンドロメダのAI艦数隻特攻させれば良いでしょう、時間断層ですぐ製造可能なのだから。

…等と妄想。

ガトランティスって何だったの?

ゴレム破壊(剣の一突き)であっさりと全滅。
それでもズォーダーは死なず。
なんでも「知恵の実」を食したらしいのですが、なんですか?「知恵の実」。
この謎アイテムの話あった?
ヒトヒトの実でクローンが人間になったって事?

サーベラーの存在も設定に手を加えられたキャラクターの一人ですが、結局は薄っぺらな存在。
ズォーダーが取り込まれて行く時、それを眺めていたサーベラー。
旧作で超巨大戦艦に乗艦させてもらえませんでしたが、今作も見送る立場に。
その後、安らかな状態で登場。何も説明が無い為、経緯は不明。
何度もコピーで蘇りながらも桂木さんの個体以外のサーベラーの仕事は白色彗星の操縦だけ。
1000年前からの設定がある割に扱いが雑でした。

超巨大戦艦は今作では登場無し。
白色彗星から都市帝国を経て超巨大戦艦の3段構えが好きで期待していたのですが残念。

リメイクなので、変更は結構なのですが、今作は白色彗星からなんだか判らないタコ帝国を経て更に訳が判らない使徒襲来。

"滅びの方舟"の先っちょに超巨大戦艦の面影があったので期待してしまったのですが、最期の使徒に関しては「よくもまぁ〜これ程ダサく」が本心です。

そして次回、真実のラストへ。
なんとなく想像がつく…。

以上

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