タイトルに恐怖のラッシュアワーとありますが、現実の令和3年はコロナ禍恐怖のラッシュアワーです。
初回放送1972.10.21
TOKYO MX 2021.6.4 放送
第82話 「怪人クラゲウルフ 恐怖のラッシュアワー」
不気味な登場をするブラック将軍。
クラゲと狼の合成人間クラゲウルフを目覚めさせます。
「首領にお前の力を見せろ」と命令されたクラゲウルフは、早坂発電所へ向かい門を破壊して侵入。
高圧電流を吸い取り、宿直の2人を放電雷により始末。
子供が見ていたとも知らずに。
ブラック将軍曰く、クラゲウルフの放電を利用して大規模な雷を落とす作戦らしい。
攻撃目標は新宿駅。
ラッシュアワー時の利用者200万人に大混乱を引き起こす作戦。…大混乱させるだけです。
自信満々に作戦を語るブラック将軍だったが、現場を映し出したモニターに目撃した少年の姿があった。
翌日、本郷と立花氏は昨夜の早坂発電所へ向かい、滝は詳しいことを調べに警察へ。
焼け焦げた作業服と思われる遺留品からゲルショッカーの関与と決める本郷と立花氏。
その頃、ゲルショッカーは事件を目撃した少年を襲った。
逃げる少年は、お巡りさんに助けを求めるも相手にされません。
諦め再び逃げる少年は、ミツルとナオキに出会いう。
ミツルは少年の身代わりになり、少年をゲルショッカーから逃す事に成功。
逃げ切ったと思ったミツルだったが、クラゲウルフ御一行に捕まってもしまう。
ついでに本郷と滝隊長も現れミツルを救出。
クラゲウルフは触手から放つ放電により本郷を苦しめる。
しかし、「忘れたか!俺が並の人間ではない改造人間である事を!」と強気な本郷は、触手を振り解きライダーに変身。
変身しても放電攻撃を受けるライダー。
ライダーニーブロックを放つがフラフラのライダーは「勝負を預けるぞ」と一時撤退。
ライダー隊本部に戻った本郷であったが、滝隊長とミツルは戻っていなかった。
立花氏は昔のレース仲間の中村氏と新宿駅で待ち合わせ。…こんな忙しい時に。
新宿駅で出会う2人。
しかし、駅アナウンスで中村氏を呼び出して、クラゲウルフが化ける。
中村氏=クラゲウルフを車に乗せて、ライダー隊の本部まで連れて行き本郷やライダーガールズに紹介する立花氏。
そうしたら本部の通信機器が異常電流で故障。
電流の音?を聞き取る普通人ではない本郷。
通信機器の故障は中村氏から発せられている電流によるものと言うが、立花氏は信じません。
ならばと中村氏を後ろから絞め上げ、自ら感電し証明する本郷。
姿を表すクラゲウルフ。
倒れる本郷に戦闘員が「呼吸停止」と死亡確認。…呼吸って…改造人間だって言ってたじゃん。
ついでに滝とミツルも捕まっていました。
「新宿駅爆破作戦」が決行されようとしていた時、捕獲したライダー隊に雷の原理を説明した後、自身の右腕が+!左腕が-!で雷を起こせると自慢気に説明するクラゲウルフ。
そこに良いこと聞いちゃったと現れる仮面ライダー。
作戦失敗で一時撤退を図るクラゲウルフ。
ライダーは人質を解放し、サイクロンで追跡開始。
車のルーフに飛び乗り、クラゲウルフと2ndバトルへ。
放電を食らいながら戦うライダーは、"ライダースイング"でクラゲウルフを海に投げ落とす。
桟橋に繋留してある小舟に這い上がったクラゲウルフは、用意していた人質=中村氏(本物)を使いライダーを脅す。
「中村さん!逃げるんだ!」ライダーの声に素直に逃げ出そうとする中村氏はクラゲウルフとの揉み合いに。
ライダーが2人に割って入り中村氏を救出。
流れでライダーきりもみシュート!
桟橋に叩きつけられたクラゲウルフは爆発により絶命。
新宿駅も無事でした。
因みに逃げてた少年は絶対に少年仮面ライダー隊に入るってさ。
つづく。
個人的感想
最初ら苦戦するも最後は弱点を暴き、きっちり勝利するライダーらしいストーリー展開。
まぁ弱点は怪人本人がベラベラ喋ったのを聞いていただけですが。
今週の合成怪人
ゲルショッカーの開発する怪人は、合成怪人と言う複数の動植物の特性を持つ怪人。
前々回のガニコウモルはカニとコウモリ、前回のサソリトカゲスはサソリとトカゲの合成怪人。
今回はクラゲと狼の合成怪人。名前もクラゲウルフと直球。
合成された各々の特性を備えた怪人ですが、その特性がよく分からない。
ガニコウモルは水中(カニ)と空中(蝙蝠)での行動が可能。
サソリトカゲスは酸欠ガスを噴射しますが、サソリの毒を出すわけでもなくトカゲの能力もよく分からない。トカゲらしさは腕力があるくらい。
そして今回のクラゲウルフは、蓄電・放電は電気クラゲの特性だとしても、狼の特性に関しては全く感じられませんでした。
そんな「何故その組み合わせにした?」と考えてしまう怪人が今後も登場するのでしょうね。
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