ガニコウモルとの死闘の末、空中体当たりで相討ちで、火の玉となり猿島沖へ沈んでしまった仮面ライダー。
今回はその続き。
初回放送1972.10.14
TOKYO MX 2021.5.28 放送
第81話「仮面ライダーは二度死ぬ！！」
仮面ライダーの生死不明により、失意の少年仮面ライダー隊。
「コレからは俺達だけでゲルショッカーと戦うんだ！」決意の滝隊長。
そこに葬式の花輪が送られてくる。
送り主はブラック将軍。
案の定、花輪から秒針の音が聞こえ爆発！滝隊長が爆発に巻き込まれてしまうが致命傷にはならず。
そんな満身の将軍閣下。ゲルショッカーアジトでゲルショッカー首領と会話中。
旧ショッカー科学者達の処刑について進捗を問う首領に対して、「ショッカーの能無し科学者たちを処刑せず釈放します」と何かを企んでいるブラック将軍。
マイクロバスで搬送される旧ショッカー科学者達は、釈放と聞かされ上機嫌で遠足のよう。
しかし、突然マイクロバスが停車。
「釈放はするが、生きたまま釈放すると言っていない。」
運転手はそう言い出すと、サソリトカゲスに変身。
「ソーリー・ソーリー(ソーレ・ソーレとも聞こえる)」と口から酸欠ガスを吐き出す陽気なサソリトカゲスは、旧ショッカー科学者達を「大東京無血占領作戦」の実験と称して処刑してしまう。
実験は成功したが、遺体の数が合わず脱走者がいる事に気付く。
脱走者は峰博士。
ゲルショッカーを信用せず防毒マスクを用意していた為、脱走に成功した。
場所は変わってとある街の峰病院。
処刑を逃れた博士の病院である。
峰病院に先回りしたサソリトカゲス御一行は女医=峰博士の奥様を人質に待ち伏せしていた。…ゲルショッカーは仕事が早い。
脱走者・峰博士も辿り着くが、家の外で顔中包帯の男に囚われてしまう。
待ち伏せするサソリトカゲスの前に現れたのは包帯マン。その正体は本郷猛だった。
峰博士の奥様が、改造人間である本郷猛を介抱していたらしい。
本郷はライダーに変身、1stバトル開始。しかし、まだ回復しきれていないライダーでは勝負にならず、サソリトカゲスの必殺技「ダブル絞め」を食らいヘロヘロ。
「勝負は預ける！」とサイクロン号で一時撤退を選ぶ。
峰夫妻はライダー本部で保護され、仮面ライダー生存も隊員たちに告げられた。
喜ぶ隊員達にブラック将軍閣下より入電。
東京上空で酸欠ガスを放出作戦を実行する。
仮面ライダーがゲルショッカーへ投降するのであれば作戦は中止するから、ライダー訓練所へ来いと。
偶然にも立花氏は既にライダー訓練所を訪れていた。
勿論、ライダーが生きている事も、東京都民が危険に晒されている事も知らずに、ただ本郷が死んでしまった事に落ち込んでいた。
そこにサソリトカゲスが現れ、会話から思わぬ形で本郷・仮面ライダーの生存を聞かされた立花氏は、人質になるくらいならと高所から飛び降りようとするが、サソリトカゲスが阻止。
そこに滝隊長がノロノロと登場。
更に通りすがりの仮面ライダーが上空からサイクロン号で飛来。
そのまま立花氏を救出して滝隊長に預ける。
赤・青・黄色の板から变化してゲルショッカー戦闘員も登場し、サソリトカゲスと最終バトルへ。
激闘が続くが、サソリトカゲスの必殺技「ダブル絞め」を受けピンチとなるライダー。
何故か峰夫妻が現れ「サソリトカゲスの弱点は背中だ！」と大ヒントをぶちかます。
サソリトカゲスの背中にライダー反転キックが命中！大爆発して絶命。
東京都民の全滅を企てた作戦は無事阻止。
個人的感想
旧ショッカー科学者の峰博士は若い頃の佐々木功氏。昔から美声です。
前回は旧ショッカーの戦闘員が全滅され、今回は科学者がその対象となります。
今週のゲルショッカー
今のところショッカーより強力な組織を強調する為、ライダーか苦戦しています。
やっている事はショッカーと同じなので、いずれお茶目なことをするとは思います。今回も早速旧ショッカーの博士である峰博士に脱走されたり、サソリトカゲスの弱点がバレていたりと詰めが甘い所も見受けられます。
今週の本郷猛と峰夫人
先週火の玉となり落下しましたが無事でした。
ゲルショッカーから脱走した峰博士夫人に偶然にも介抱されていたと…。
改造人間なのに一般の医師に手当が出来るのだろうか…。それとも旧ショッカー科学班の博士夫人だと改造人間の事もわかっていたのでしょうか？
以上
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